今日はN邸現場に行き、階段の段板を磨くことにした。
少し大工の手助けをしてあげようと、ワイヤブラシをもち
ドリルを車に積み、冷たい雨の中現場へ。
こんな天候の日は、現場に入ると 断熱の効果がよくわかる
現場に入ったら、一瞬に温度が変わる事がよくわかる。
屋根裏の隠れ家も、少しずつではあるが大工の手間を少しでも省いてあげられればと、下地を作っている。
檜の面皮付き段板を磨く
回転の遅い機械じゃないとはじかれてしまい磨けない
この模様は自然が作り出した芸術作品
”ちち”み”・・と言われる現象、多くは枝の裏側によく起こる現象で
木に力が加わり、縮むとこんな模様が出来る。
銘木店では、縮みや玉杢の自然現象が出ている板が重宝され
そんな板は値段が高くなる。
エステル-ムにも曲り木が姿を見せた
この土地の山にはえてた山柿。
柿の特徴は、枝が枯れたり、傷を負った時
自分の身を守るため、渋をだし腐らないようにするのが特徴で
渋は外気に当たると真っ黒になる。
今は使われないが、昔は柿渋の入った長押が使われ
た時代もあり、銘木中の銘木と言われる材でもある。
柿はまっすぐなところが少なく、まして渋の入り込んだ4メ-トル
のまっすぐな柿は探して見つかるものでもない。
この落とし掛けも変木!
奥様の好みなのか、ご夫婦の好みなのか
これだけ多くの曲り木を使ったのは初めて!
でも、作られた形ではなく、自然が生み出した形状は
私も大好きで、満足している。
形はスケッチに描いた形に一番近い物を選んだ
この木も、この土地に生息していた 楠の木で
大工さんが加工を始めると、楠の香りが建物に広がった。
めちゃくちゃ素敵です☆
夫婦の好みである自然木だらけの家ですが、完成を待たずして既に大満足です(笑)
階段もどんなふうになるのか今から楽しみでしかたありません♪
私もお手伝いに行きたいです!!
(何の役にも立ちませんが掃除ぐらいは出来ます 笑)
打ち合わせ日を指折り数え、興奮しっぱなしです☆
こんな素敵な家に住めるなんて、実はいまでも信じられません。
いつもありがとうございますm(__)m