いよいよドバイワールドカップデーですね!
日本馬の出走も多くどのレースも楽しみです(^^♪
モチロン、ネオリアリズムにも頑張って欲しいです!!
3/28 ドバイ・メイダン競馬場
27日はメイダン競馬場芝コースで追い切りました。28日は軽めの調整を行いました。「今年で7歳になりましたが、環境の変化、特に初めての場所への順応力はそう高くないようです。美浦の輸出検疫所はこれまで何度も入っているので問題ありませんでしたが、ドバイは初めてということもあり、ソワソワしていて落ち着かない様子を見せていました。馬体重は到着時が522キロ、その後は520キロ前後で推移していますが、カイバ食いなどを見ていてもまだ本物ではないかなと思える状況でした。手の平ひとつ分ほどを残し、乾草や水の量を見ていてもやや少な目かなと感じます。そうはいっても初めて香港へ遠征したときと比較すると健康状態は全般的にいいと言えるので、精神面への対処をより重点的に行っていました。馬房内だけでなく外へ出してもやや不安定な状態でしたので、他陣営の多くは先週の木曜日時点で乗り出していましたが、水曜日、木曜日は曳き運動に留め、金曜日と土曜日に角馬場での運動を取り入れました。その時点で不安が軽減してきたことでカイバを完食できるようになっていました。心身のまとまりが見て取れるようになってきたので、日曜日はコースへ入れて馬場見せを行いました。今のドバイのコースの印象は、ダートが硬く、芝は重い。日中の暑さがあるので夕方から夜通しで散水しているようなので、朝の調教の時間帯の時は含水量が多く、重たくなっているようなんです。ただ、芝の生え方は密で、長さもありましたので、強い調教を行うにはダートより芝のほうが断然いいコンディションと判断しました。日曜日の馬場見せの時はハッキングにし、月曜日は2セット目を17-17で伸ばしました。そして、追い切りです。考えとして2パターンあって、できるだけ慣らしてから追い切って競馬へ臨むか、追い切ってから整えて競馬へ向かうかのいずれかになるのですが、今回は追い切り後の回復期間を優先しようと判断し、火曜日に追い切ることにしました。そうは言いましても国内である程度やってありましたので軽めのものを行っています。そこまでスピードを求めたわけではないのですが、馬場が重かったことからトモの踏ん張りが利かないようなところがあり、手前を替える際に若干ではあるもののヨレる面を見せました。軽めの追い切りとは言え、手応え的にはそれほど余裕はないものでした。しかし、息遣いは良く、心肺機能が落ちているといった不安を感じることはありませんでした。追い切り後のカイバの食いや落ち着きに変わりはなく、安定した状態で推移しています。そして、夕方には現地スタッフに整体をお願いをしてコンディションを整えてもらっています。しっかりとケアしてもらったのでその翌日となる今日は検疫所内での曳き運動に留めています。これから競馬までの日程の中で強い乗り込みを行うことは今のところ考えていません。明日、明後日はスクーリングやゲートの確認等を行うなど、レース当日に向けた準備に充てていくつもりです。相変わらず日中は暑いので、健康面、状態面をしっかり整えるという方向性を重視したうえで調整を行い、より良い状態でレースへ向かえるようにしていきます」(堀師)31日のメイダン競馬(ドバイターフ・芝1800m)にモレイラ騎手で出走いたします。