☆ ヴィッセン;嬉しい勝ち上がり♪ ☆
※先週出走出走した、3歳未勝利馬3頭のレース後コメントです。
ヴィッセン;優勝
4/19(土)阪神2R 3歳未勝利(混)[D1,800m・16頭]優勝[5人気]
まずまずのスタートから気合いを付けて前を窺い、道中は先行勢を見る形で4番手を追走、4コーナー手前からジワッと差を詰めに掛かり、直線で内目から抜け出しを図ると、残り100mで先頭に立って後続の追撃を抑え、待望の初勝利を挙げています。
松山弘平騎手「前走と違い、今回は楽に行き脚も付きましたね。良い位置で競馬も出来ましたし、勝負処でも長く良い脚を使ってくれました。内枠も味方になりましたし、使いつつ競馬も上手になっているので、まだまだ良くなっていきそうですね」
石坂正調教師「勝っても負けても、ここで一息入れるつもりでしたが、勝って休ませられるのは良かったですね。前走の内容から、確実に良くなって来ているのも分かっていましたし、今回はさらに内容が良くなっていました。まだまだこれから良くなっていく馬だと思っていますし、今後がさらに楽しみになりましたね。3歳戦がある内に戻すつもりで進めてもらおうと思います」
ライロア;2着
19日の福島競馬では中団からじわっとポジションを上げていき直線先頭に立つも、勝ち馬に抵抗できず2着。「勝たせなければいけない馬なのに申し訳ありません。油断はまったくしていなかったのですが、メンバーを見ても自信を持って臨んだだけにまさか負かされるとは思いもしませんでした。この馬自身、普通に勝ちパターンの競馬をしてくれているのですが…。ただ、強いていうと所々課題は感じられました。スタート後に少し寄られたとき怖がっていましたし、3コーナーあたりで早めにパスしておきたいと動かしたときも同じようなリアクションを見せていました。少し怖がりで繊細な部分が見られたのでゆったりと自分のリズムで競馬ができれば問題ないはずです。気性がカーッとしそうなタイプでもあるので急かさず競馬をしましたし、次はなんとかもうひとつ前にきてほしいです。ご期待に応えられなくてすみません」(吉田隼騎手)断然の一番人気に推されていましたし、ここは勝ちきりたいところでしたが、初出走の勝ち馬に狙いすまされ、直線では踏ん張れませんでした。それでも力は上位ということに変わりはありませんし、次こそはの気持ちです。このあとは状況をよく見ながら判断していくことになります。
ゴーストペッパー;2着
20日の中山競馬ではまずまずのスタートから道中5、6番手を追走し、直線では外からジワジワと差を詰めるも2着まで。「とにかく序盤から内々にササる感じで真っ直ぐ走らせるのに必死でした。なかなかハミも利かないですし、本当に難しいです。パワーは古馬並のものを持っているので、勝てる力はあるのですが、上手くそれを走りに活かすことができません。内枠でハナをきらせてラチを頼りながら走るなどすればまた違うと思いますが、今日はそうもいきませんでした。いい結果を出せず申し訳ありませんでした」(後藤騎手)「装鞍所では時折ピーピー鳴くなど相変わらずの面はあるのですが、レースに行けばそういうところはないですし、少しずつ馬体も良くなってパワーアップしているんです。ただし、力がついてきたことはいいのですが、その影響か口が硬くなって利きづらくなっています。今日は勝った馬が内で楽をしていましたからこちらとしては余計に乗り難しかったと思うのですが、もう一歩のところまでには来ていますし、決して悪い内容ではないんですけどね。この後はトレセンで疲れの溜まりやすい膝を中心に状態を見てからになりますが、そのまま次に向かうにしてもハミの取り方などを改めて確認しながら、必要に応じて微調整していくかもしれません」(杉浦師)今日は口が利きにくく内にササるようなところがあるなど課題も見られましたが、この春の中山開催では安定して上位争いできているように力は通用するでしょうし、何とかこの流れを維持して一番いい結果につなげていきたいところです。この後は心身共に状態をチェックしてからどうするか判断していきます。