キハ47、1000番台をレストアするにあたり台車はそのまま使用することに。
必要以上に金かけたくないのと外した台車の転用先がなくなってきたから。
そして2-3両編成ぐらいならピボットに換えず、そのままプレーン軸でも走るし、プレーンの方がライトのちらつきも少なくなるから。
走行抵抗を減らしたい客車ならともかく、編成中に適宜M車を入れられますからねえ。
で、ついでだから新旧のDT22と対応するボルスター(センターベアラー)のお話でも。
左が最近の製品についているDT22,右は古い製品。
両方MP仕様になっています。
新しい方は軸ばねの上が抜けてます。
どちらも金属軸受けが打ち込んであります。
飾るならともかく走らせて遊ぶことが多い私は台車交換迄はしなくても良いかなと。
対応するボルスター、左の古い方はCタイプと称しています。
新しい方はEタイプ。
高さは一緒、違いは台車枠に取り付ける部分の幅。
古い方はそれまでのボルスターに合わせた幅のものをMP仕様に換えたものです。
台車を一新したときに、この辺りも変更されており、他の台車も新しいものはEを使用。
今回はエンドウのMPギアを使用したのでこちらのボルスターを使用。
もし、FMギアを使用するならIMON製のボルスターを使用した方がよいです。
理由は車軸の長さが違うから。
どっちの規格の車輪を使うかでボルスター幅を変えてやらないと。
で、Cが左、Eが右。
新しい台車にCは付きません。
更に、複雑ですがこの写真のボルスターCは初期製品。
センター軸穴の横に2個1.7㎜穴にタップが切ってある。
行程減らしてコスト下げるためか、その後片方になり、今は省略。
このネジ利用して全軸集電にできるパーツもあります。
一方で古い台車にEは付きますがガタガタして車輪が抜けやすくなります。
このボルスター、メーカー在庫が切れることはなさそうですが模型店の在庫状況は不明。
Cを削って細くするなり、台車枠に真鍮片挟んで動きを制限するなり、その辺は工夫できないと、この大きさの模型はいじれません。
ということで長々と書いたけれど、古い台車をMP仕様に直して組み立てました。
奥の部品が床板との取付パーツです。
これを取り付けて完成させるにはもう少し調整が必要に。
なにしろこのキハ47は古い製品で最新の気動車とは仕様の違いで寸法が違っているところが。
それは別稿でどのように組み上げていくか書かせていただきます。
あのーぅ、こんなに書いてますが実際は大したことをしていません。