230クラブ <ニイサンマルクラブ&多摩三浦丘陵歩きの会>

1990年創立「地元を再発見」する本の数々をご紹介。「鶴見川流域」と「多摩三浦丘陵歩きの会」を中心とした活動も実施中!

4月8日(日)「野川のしだれ桜並木道を歩く」参加者募集中

2012年04月02日 | 多摩三浦丘陵歩きの会
4月8日(日)「野川のしだれ桜並木道を歩く」参加者募集中

9時西国分寺駅集合、

ハケの道から野川のしだれ桜並木道を歩く。

野川公園の桜の下で弁当食べる

更に野川を歩くと、国際キリスト教大学キャンパスの桜を一般公開しているので

20万坪以上のアメリカの大学みたいな中を楽しむ

校門からバスで帰路につく。



申し込みはFAX045*582*2308まで。参加費1000円弁当持参。

230クラブサトウマコトお薦め本

2012年04月02日 | 書籍
三冊とも新鮮だった。

□「がんばらない」を生きる 鎌田實著中央公論新社刊2011年1300円+税

□「白洲次郎の日本国憲法」鶴見紘著光文社刊2007年552円+税

□ 「日本人へ」国家と歴史篇 塩野七生著文芸春秋刊2010年850円+税



□「ガード下」の誕生   小林一郎著しょう伝社刊2012年780円+税

JR鶴見線の高架下の住宅や商店倉庫などを取材した本。私の鶴見線物語をみて電話下さり、高架下賃貸広告を使ってくれた。
いま3.11 以降アンダーグラウンドから地盤を見直したらいいとの流れが出てきた。一読お薦めする。


□「奇跡のモノづくり」江上剛著2011年幻冬舎刊1200円+税
本間ゴルフ、私のでた鶴見高の先輩でよく人となりを聞いた。
コニカミノルタのプラネタリウムの力は素晴らしい。クラレの宇宙素材が素晴らしい。

□「私の歩み」Part1繊研新聞社刊2002年1714円+税
オンワード樫山、東レ、デサント、帝人、山陽商会、ユニチカ、カネボウ、クラボウ、日本毛織、ダイワボウ、御幸毛織、阪神百貨店、他の社長を紹介してある。
私の時から15年も後なので良く知らない人達だがやはりちゃんとした人がなっていて安心した。
こういう本は神奈川県立川崎図書館で借りられる。

□「辻晋堂」浜っ子が集めた異色彫刻家の挿話 浅田康夫著
1989年セキ工芸社刊Tel045☆753☆5252 1910年生まれ、1931年上京し独立美術協会で素描を学ぶ1949年京都市立美術専門学校教授1981年などをされた。
横浜市とは市庁舎の陶壁画を頼まれたことからの関係で著者はその頃市議会議員だった。

□「宗教と現代がわかる本」渡邊直樹編平凡社刊2012年
「特集大震災後の日本人の生き方」あらゆる宗教が今こそ日本人の役に立ちたいと皆でまとめた。2万人もの人がなくなったことは戦争と震災しかないので宗教こそ人々のための存在と立ち上げた。是非ともお手に取って欲しい。

□「闇屋になりそこねた哲学者」木田元著2003年晶文社刊1600円+税
山形農業専門学校から東北大文学部にすすみ助手まで10年いて、中央大学専任講師となり、以来70才定年まで哲学を教えた。

□「私のお気に入り」村上陽一郎著集英社刊2012年1600円+税
日比谷高から東大に進んで科学史を専攻、東大や国際キリスト教大学でおしえ、現在は東洋英和女学院大学学長を勤めている。二人とも哲学を分かりやすい文章でかいていて面白く読める。

□「炎天」吉村昭著津村節子編筑摩書房刊2009年1500円+税
吉村は開成中学の時結核菌にとりつかれ学習院大学に進んでも胸の手術となり、やがて作家になった。俳句を病の中で作った。

□「二十一世紀は江戸に学べ」池田武邦著河出書房新社刊2011年1800円+税
池田氏は1935年湘南中学入学、海軍兵学校卒業し海軍士官任官、駆逐艦矢矧で沈没したが生き残り、1946年東大建築科入学、山下設計事務所で活躍後、仲間と独立、日本設計事務所を創立した。超高層三井ビルやオランダ村、ハウステンボスなどを造る。自然の回復は勿論エコな街造りを実践、秋田県で池田塾を長崎総合科学技術大学でも教えた。TV東京で都知事と対談をよくしている。


□「鯖のはなし」大衆魚「鯖」の、知られざる輝かしい経歴 林宏著
2011年連絡先愛知県尾張旭市TEL056☆153☆2162林まで3500円
著者は名大国文学科卒、高校教師後退職。鯖の生態、料理と加工品、歴史上の鯖、鯖信仰と民族行事、鯖街道などを調べた。


□「双頭の龍の中国」北京と上海の対照的な発展と今後のメガシティ戦略
シャヒド・ユースフと鍋島郁著村上美智子訳2011年オーム社刊2800円+税
昔から二つの都市は仲悪いので有名。北京語と上海語ではまるで違っている。人々の性格まで違い、海から世界にでたのも違いなのだろう。

□「アジアのビジネスグループ」澤田貴之著2011年創成社刊2400円+税
韓国、東南アジア、インド、バングラデシュの財閥系など中国や華僑とも異なる実力グループを紹介してくれ嬉しい本である。