(記事より一部抜粋です。)
アイスランドの南西部では、10月下旬から群発が続いていました。
しかし、火山の多いアイスランドで群発地震が発生することは比較的よくあることですので、いつものように沈静化するのだと思っていましたら、10月下旬からの地震の発生数が、
「 2万4000回に達した」
ということで、そして、11月11日、過去48時間だけの地震発生回数が 2300回を超え、さらには、火山噴火の可能性がきわめて高まっているとして、非常事態宣言が発令されました。
以下は、現地時間 11月11日午前2時までの 48時間の地震発生状況ですが、10日の午後から急速に地震の規模と回数が増大しています。
(感想)
1783年6月8日、アイスランド南部にあるラキ火山で大規模な噴火が発生した。大量の溶岩が周辺に流出したほか、二酸化硫黄などの硫黄酸化物やフッ素化合物が噴出し、ヨーロッパ一帯に滞留した。アイスランドを中心に家畜の大量死、農地は壊滅状態となり、飢餓などで9,000人以上が死亡した。
また、その後数年にわたって世界規模で低温・多雨などの異常気象が発生した。日本では浅間山の噴火も加わり天明の大飢饉の一因となったとの指摘があるほか、フランスでの食糧不足や農家の貧困が1789年のフランス革命の遠因となったとも言われている。
アイスランド・ラキ火山大噴火(1783年6月8日) | 災害カレンダー - Yahoo!天気・災害
また、その後数年にわたって世界規模で低温・多雨などの異常気象が発生した。日本では浅間山の噴火も加わり天明の大飢饉の一因となったとの指摘があるほか、フランスでの食糧不足や農家の貧困が1789年のフランス革命の遠因となったとも言われている。
アイスランド・ラキ火山大噴火(1783年6月8日) | 災害カレンダー - Yahoo!天気・災害
という過去の災害を参考にすると、
世界のどこかで大規模噴火が起こると
世界規模での低温・多雨などの異常気象が発生する可能性。
・アイスランド ラキ火山で大規模噴火発生
・約2ヶ月後の1783年8月5日に日本の浅間山大噴火
・1789年フランス革命の遠因として、
・世界規模異常気象による食糧不足や農家の貧困も考えられる。
アイスランドの火山・大規模噴火が起こるのかどうか?
注目したいと思います。