ウォッチ銘柄であるマークラインズの21年12月期決算です。
今期はベンチマーキング関連とコンサルティングが、情報プラットフォームに次ぐ柱になってきました。
事業セグメント |
2020 |
2021 |
増減率 |
情報PF 売上高 利益 |
1,925 1,085 |
2,225 1,287 |
+15.6% +18.6% |
ベンチM 売上高 利益 |
277 65 |
498 114 |
+79.9% +75.6% |
コンサル 売上高 利益 |
191 33 |
347 75 |
+81.5% +124.8% |
プロモ 売上高 利益 |
36 24 |
68 54 |
+85.1% +116.7% |
LMC販売 売上高 利益 |
138 35 |
185 50 |
+33.5% +41.1% |
人材紹介 売上高 利益 |
93 19 |
133 48 |
+42.8% +142.7% |
自動車F 売上高 利益 |
- - |
39 -12 |
- - |
売上⾼は8.4億円増加した⼀⽅、売上原価は3.6億円増、販管費は1.5億円増でした。
その結果、売上総利益率は66.4→64.1%に悪化、営業利益率は36.1→36.6%に改善しました。
もっとも利益率自体が高水準なので、不満はありません。
資産は、現預⾦が33.0→39.5億円と増加しました。
その他には、投資有価証券が1.9→4.4億円と増加しています。
負債は、今期も有利子負債が見当たりません。
一方で、利益余剰金は23.0→29.1億円と増加しています。
営業キャッシュフローマージンは30%台に戻しました。
投資キャッシュフローはプラスに転じたため、営業キャッシュフローと共にフリーキャッシュフローは10億を突破しています。
業績の割に株価はさえません。
そろそろ考え時でしょうか。
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