人生の坂道

持病を持つ身になったことをまだ公にできないのですが、
自分の体や心の変化を日記代わりに綴っていきたいと思います。

マイガーデンは夢でした。。。老い支度

2020年11月09日 | 老い支度
夢は・・・ゆめとして終わりを迎えることだろう
でも、私は我が家の庭があったから
今までの年月を自分流に過ごせて来たのだとおもえる。

  今一番お気に入りの花 ローズリーフの蕾


たった一人、心を無にして地面に這いつくばり草を抜く。
一輪の花、一本の枝と会話しながら
ハサミを入れることもしばしばあったし
うつむいて咲く花の顔をみたくて
そっと指で持ち上げて、おはよう!って挨拶したり

そんな時間がわたしの極上の幸せ時間でした。


  
日々、何度となく庭に下り立ち気分転換してきた。
  庭の手入れって、
一人じゃ ホントに限られたことしかできないよね。
  年齢と共に? それ以上かな?
体力がぐ~~んと 無くなってしまって
脚立に上がることも 危なっかしくなって止めた。
     
   白い花は植えっぱなしのソバ

 朝日に照らされて 

夜露を身にまとう姿が 愛おしくて抱きしめたいくらい ♪ 


今は これから先のことを 思って
手入れのしやすいようにと 縮小中

庭の広さを変えることは出来ないけれど
世話する対象を 
狭く 少なく 小さく・・・と移行中

これも 私の老い支度 
 
もっと大事な、老い支度が沢山あるなかですが、
取り敢えず 手の付けやすい・・・やはり好きな事から(笑)です。

秋のバラ💓 。。。 そして何故か海苔巻き

2020年11月02日 | 日々のこと
大好きな秋 🍂 どんどん深まりますね
   日ごとに。。。
気温も下がり、早々とエアコンも出番がきてます。
外の(庭での)仕事がぐ~~んと増えました。

 
友人のYさんが夕方近くに 新聞紙にくるんだバラをかかえ
息せききって、やってきた!
 「〇〇さん家のバラ、
 今年は手入れが十分できなかったって言ってたけど、
 バラの香りがするって嬉しいじゃない。
 貰いに行ってきたから、おすそ分け~!」 

「今年はこれが最後のバラだって」
  〇〇さん夫はバラ展の審査委員もされる方



私はその時丁度、夕飯用に海苔巻きを巻き始めるところだった

「海苔巻き、巻くところなんだけど、1本 持って帰る?」

「え~~っ! なんでもない日に、そんなご馳走作るんだ!」って彼女。

食べたくなったっていうか、久しぶりに作りたくなったの
   タイミングが良かったわね 
まだ味見もしてないんだけど、
Yさんとは遠慮のないお付き合いをさせてもらってる仲だから 
   まっ いいか!


バラは まだ開き始めたばかり(写真は3日たってからのものです)

花の女王様 って、私には思える 薔薇
その色! 強い赤も  優しいピンクも 
     淡いクリーム色、きりっとした黄色
     上品な白 
      何故か、ウエディングドレスを思わせるような??



そして 鼻を近づけると。。。
何だろう? この優雅な香り

幸せ感いっぱい ♬ ♪



春の始まりに 今かいまかと
バラが開くのを待ち焦がれる あの期待感も大好きだけど

秋のバラは 寒さに向かう中で健気さと
凛とした芯の強さ そして深い愛を兼ね備えている
見た目の豪華さだけでない もっと大きなもの。。。



これだけの花を咲かせるには
大変な努力が入用でしょう
いいえ、努力というよりも 花に対する 愛情ですよね💓

植物は 口をきかないだけに、世話をする方が
日々の観察の中で 今それが望んでいることを
感じ取らなければならない。 
肥料のタイミング、あるいは 病気や害虫の予防
又は 剪定 等々
子育てにも通じるもの・・・やはり愛情の内かな?


我が家にある 3本のバラ
春、咲き始めた! っと、喜んだのもつかの間
病気にやられ・・・虫にやられ・・・😢
愛情を形に表す実行力が 足りなくなって。。。

この秋に、 全部やめてもいいかな? と
随分、小さく切り詰めました。
 
バラばかりでなく、他の草花も少なくして
夏の水遣りで 疲労困憊度を軽減したくて。。。

人生の最終章がそこまでやって来たことを
感じる・・・今年の秋です。