２０１９年～２０２０年 少しずつ広がっていく．．．

ガンは少しずつ広がっていく．．．

かさぶたになると痒くてひっかいて流血し、また膿が固まってかさぶたになり．．．

この頃になると、だんだん臭いも強くなってきました。

少し痩せてきたなと感じ始めました。

顔の出っ張りよりも目に異変が起き始めました。

２０２０年４月、明らかに今までと違うと感じました。

こぶ状の出っ張りが大きくなり、今まで皮膚が破れて恐ろしい状態だったのにふさがってツルツルしています。

何かがおかしい．．．

私の心配が取り越し苦労であって欲しい．．．

皆で仲良く眠るマロン。

この頃は膿でカバーが汚れるので毎日の洗濯物もたくさん。💦

出来るだけ清潔にして気持ちよく眠らせてあげたかったので頑張りました。

２０１９年 ４月２７日

左目内側に異変が．．．

膿が出て固まってかさぶたにの繰り返し。

目も目やになのか膿なのか？出ては固まり、とってはまた流れ固まり．．．

それでもちゃんとご飯は食べるし、猫家族とも仲良くいつも通りに過ごしていました。

この頃の私は骨肉腫の本当の恐ろしさも知らない。

ネット検索しても顔に出来た骨肉腫がどうなっていくのかなんて情報もない。

濃い霧の中を手探りで前に進んでいく状態でした。

２０１８年 ６月２０日

ガン宣告されてから２年。

時々、ほっぺや目の下がうみうみするけどふさがって安心、また膿んで穴が開いての繰り返し．．．。

だけど、ちゃんとご飯も食べて頑張っているマロン。

すごいぞ！マロン！

２０１８年 １月３０日

ずっと布団の中に入っていて出てこないので（病院に連れて行きたくても連れて行けない．．．。）ダンボールでかくれるお家を作ってあげたら、ずっと中に入ってる。

ここ数日、雪が降って寒かったからなぁ～。

ダンボールの中はすごく暖かくて、マロンは安心したのかよく眠ってた。

ごはんとお水を置いておくと全部食べてくれた。

当時の日記を見ながらブログに書いていて、また涙が出そうになりました。

２０１７年１２月２７日 注射のため病院へ

病院に行くのを嫌がるマロン。

ずっとお家の中で暮らしているからお外に行くのが不安だし怖いんだろうな．．．

これもかなりのストレスになるんだろうな．．．

癌を患っているマロンにはストレスもとても良くないんだろうな．．．

とりあえず注射してもらって帰宅。

キャリーの扉を開けると急いで飛び出し、お気に入りのベットに座りグルーミング。

そうだよね。嫌だったよね。😖 

１人で考えました。

進行を遅らせる効果があるであろう注射

必ず進行を遅らせるという保証はない。

毎回のストレスを考えると．．．

もし、注射をしなかったらどうなるんだろう．．．

翌日の朝、起きてマロンを見るとまたひっかいて目が血だらけ！！！

急いでふき取って消毒すると鼻をひっかいて出た血が目についてただけでした。

（この時はホッとしたけど４年後、この場所をひっかいたことがどういうことか知ることになります）

年末年始の休暇中もマロンの様子をずっと見てきました。

１人では答えが出せず、旦那様と２人で相談して出した答え

「注射をやめる」

本当はマロンの意見が聞けるといいんだけど猫なので無理

飼い主として責任を持って最後まで嫌なことはさせないで過ごさせてあげたい。

もうぶれない！　しっかりしろ私！

ガン宣告を受けた時に今までと変わらず大好きな他の猫達と一緒に過ごさせてあげようと思ったんじゃないか！

マロンがひっかいて血が出たり、顔が膨らんで変形してきたりするのを見て私が不安で怖くて病院の先生に何とか助けてもらいたいと無意識に思っちゃったのかもしれません。

ほんとにダメダメな飼い主でした。💦