地域楽集館だより

地域楽集館はみんなが楽しく集まり楽しさも集まる大人の遊び場として2003年に開設しました。そこからの情報の発信いたします

健康麻雀はリハビリにも有効です

2016-12-07 07:41:19 | 日記
地域包括センターの保健師さんからの紹介でヨシ枝さん、卓さん義夫婦がやってきました。ヨシ枝さんが3年まえからパーキンソン病と診断が下され、右の手が震えて、毎日ユーツナ日々を暮しているとのこと。麻雀の心得はあり。、パイを握るとその手の震えは止まるのです。声にも張りが出て、リーチ、ロンなど元気な声が飛び交いました。隣でご主人がニコニコ笑顔で見守っているのです。2回ほどやって、うれしそうに「久しぶりにいい気分でした。また来ますのでよろしく」といって帰りました。

おひとりさまの老後座談会(男性編)その2

2016-12-04 23:45:02 | 日記
 福田昌弘さん:妻享年57歳 本人現在74歳 死別歴17年

 子宮がんで入退院を繰り返すも57歳で亡くなる。現役だったので会社にいるときは忘れていられるが、帰宅すると寂しさも募ったが、62歳まで働き、そのあとはシルバー大学や友人や町内会のゴルフ、旅行に自分流の老後を送っている。家事についても不慣れではあったけれど、だんだん食材の買い物や料理も楽しくなり、家事とはこんなにも生産的な仕事だったのかとおもっていなす。

 桜井さんは急きょ法事が入り当日不参加となり、前もってアンケートおよび聞き取りをしていましたので
桜井さん:妻享年72歳  本人現在76歳。死別歴3年
夕食の酒の肴を作るために台所に立っていて、突然バターンという音でその場に倒れ、救急車を呼んで病院に向かったがそれでおしまいとなる。息子娘共に近くに住んでいて、どちらからも家に来て暮らそうと声がかかったが、50年来妻と暮らしてきた我が家を捨てたくないと、一人暮らしを始めた。幸い、子供たちが食事を運んでくれたり、週末には息子夫婦が来てくれるので助かっている。趣味は畑での野菜作り。男やもめで家の中が汚くなるので、掃除や洗濯にいそしんでいる。最近始めた健康麻雀で、今まで頭の中に張っていた蜘蛛の巣がなくなり、いろいろな人とのおしゃべり、覚えることで楽しみが増えました。独り身は寂しいけれど、お金も時間も自由に使えるし、妻にうるさく言われることもなく、毎日を楽しく暮らせることを良しとしている。病気にはならないように、子供たちに迷惑をかけないようにと心がけている
面白い人生哲学の持ち主。私のようなぼけ老人が出てしゃべっても喜ぶのは圷さんだけですよ。先の心配をしてもどうせ人生屁のようなものですから。

 斎藤章雄さん 妻享年78歳 本人現在84歳 死別歴6年
妻が自分のことができなくなり、施設に入りたいというので、一人だけでは可哀想と思い自分も一緒に夫婦部屋に入居。2年後妻が亡くなったのを機会に、介護施設を出て、一人暮らしを始め手5年。人様に世話になるよりのんびり、先のことは考えずに、成行きに任せて生きている。子供もいなしのでたよるひと、残すものもなく、先のことは誰もわからないので、あまり考えないようにしています。昔から麻雀は好きなので、都合の良い時に楽集館で遊んでいます。
 
 
楽集館に集まる男性のおひとり様は、自律、自立、自己流の生き方を模索し、残された人生をどう楽しく生きていくか、家族に迷惑をかけないように、また家族関係もうまくいっていることがうかがいました。

おひとりさまの老後座談会 (男性編) その1

2016-12-03 06:31:05 | 日記
① 英明さん:妻享年80歳、自分79歳の時死別)現在84歳 死別歴5年
病院での誤診がなければあと一年否半年ぐらい一緒に過ごせたと思うと残念です。       今は親友を作る、趣味を持つ(ゴルフ、麻雀)地域の人たちと係るを信条に、自分の体力作りにスポーツジムに通う。)家事は自分でやるが毎日の献立を考えるのは大変なので、スーパーなどの弁当等も利用している。家族とはまず息子のお嫁さんに感謝し、いつもありがとうの言葉をかけている。この先は延命措置は取りたくないが、一人で急に倒れた時は大きな音の笛を吹いて近所に助けを呼ぶとか(笛を吹く力があるのかな?ケータイのほうが早いよ

② 武さん:妻65歳がんで死亡 本人現在73歳 死別歴5年
妻がなくなってから3年近く表に出るのが面倒で引きこもり状態、畑仕事が好きで野菜作りが趣味。東日本大震災の支援ボランティア活動に参加して石巻、女川などに野菜を持っていき、喜ばれることに感激。それから地域の人たちに配って歩くうちに突破口が開け、今はそれが生きがいとなる。そのうち、高齢者や独居老人に家屋の修理や電気の取り換えなど、雑用を頼まれ今ではあちこちから、あそこを直して、ここをやってと声がかかり、忙しい毎日になる。人に喜ばれることが自分の喜びとなる。妻の死後、自分も大腸がん、肺がんを患ってもまだ生きているよと、
おひとりさまの老後についての座談会その2
③ 益子証次司さん:妻享年65歳、現在72歳 死別歴2年
2年前の12月2に日、いつものように昼食後昼寝をするとベッドに入るもなかなか起きてこないのでみに行ったら、すでにこと切れていた。娘も自分も在宅だったのに気が付かなかったとか。今はバツイチの娘と二人の孫、バツイチとボツ(没)イチが同居し、今まで妻がやっていら孫の世話、家事一切をまかされて、主夫ならぬ主爺をやっている。ゴルフ大好き人間、3月に大腸がんが見つかり7月に手術するも、元気にゴルフの練習や地域の人たちとグリーンを回る日常である

次へ続く

「おひとりさんの老後座談会議事録」 2016、10,31 地域楽集館主催

2016-12-02 15:24:00 | 日記

高齢社会が進む中で、男性のおひとり様も多くなっています。楽集館会員および知人を含めると、今、45人ほどが困難を乗り越えて、前向きに生活しています。当館では、「おひとりさまのネットワーク」を立ち上げ、情報の交換や困りごと相談などにとり組んでいます。妻に先立たれた夫の寂しさや日々の暮らしの苦悩などに焦点を当て、夫に先立たれた妻との違いや、生ある限りは生き続けなければならない中でのいろいろな悩みを気軽に話し合って、これから経験する人へアドバイス、社会的な援助の在り方や、行政への提言などにつながればと、10月31日に、男性6人、当日参加ができない2人は聞き取り調査、女性4人、オブザーバー10人で「おひとりさまの老後」座談会を開きました
以下の内容でいろいろな体験談を語り合うことができました。