令和となって元旦の太陽はオレンジ色の光を地上に届けてくれ、健康マージャンの新年会では、皆さんからそれぞれ今年の抱負が語られ、2020年の新しい幕開けでした。その直後に、Mさんから「私はこんなことになりましたが、阿久津さんはいつまでも元気で活躍してください」「今は夫よりも頼りはナースコール」とメールが届きましたが、5月23日にコロナのため独りでの旅立ち、享年64歳の早世でした。正月以来訃報が相次ぎ、朝ベットで、玄関先で、ゴルフ場でと突然死の知らせに、何故、如何して愕然としました。新型コロナウイルスが世界を席巻し多くの生命が突如奪われています。東京五輪、野球も相撲もエンタメメモすべて中止となり、今を生きているのに、今が実感できていません。これからは「新しい日常を」と言われても、多日少ない我々には、今日を生き切ることが至難の業。生と死はいつも隣り合わせであり、これが日常なのだという思いを新たにしました。