地域楽集館だより

地域楽集館はみんなが楽しく集まり楽しさも集まる大人の遊び場として2003年に開設しました。そこからの情報の発信いたします

5月論語塾「憲法前文を読む」

2018-05-30 07:11:11 | 日記
 毎月第3月曜日は論語塾を開いています。今月は論語のほかに、憲法記念日にちばんで、安倍政権が進めている憲法改正も踏まえ、全員で、もう一度憲法を学ぼうと私の大好きな前文をコピーし、みんなで読みました。憲法9条、86条の国民投票についても確認しました。

 「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し」「その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。」「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」


今の国会、行政はこの崇高な憲法に沿っているのか。自分の名誉にために忖度し、あいまいな答弁ではぐらかし、丁寧に誠実には言葉ばかりで、膿は自分なのに。官僚も大臣も国民のためでなく保身のために動くさまは、なんともおかしく映り、本当は国民がもっと怒らなければならないのに、井戸端会議でお茶を濁してしまっています。
 
 国民の義務は納税、有権者の権利の投票。こんな議員や政府を作ったのは有権者にアリ。民主主義はこんなものなのかと。他国を見れば人命の危機、生存の危機もあるからねえ。



人が集まる十の原則 

2018-05-27 09:27:22 | 日記
 地域楽集館は皆が楽しく集まり、楽しさも集まるということをモットーに運営しています。開設以来それを念頭に運営しています。


1、 人は人が集まるところに集まる

2、 人は快適なところに集まる

3、 人は噂になっているところ集まる

4、 人は夢の見られるところへ集まる

5、 人は良いものがあるところに集まる

6、 人は満足がえられるところに集まる

7、 人は自分のためになるところに集まる

8、 人は感動を求めて集まる

9、 人は情熱ある人を求めて集まる

10,  人は人の心を求めて集まる

高田好胤元薬師寺管主の言葉

2018-05-22 08:17:04 | 日記
「諸人よ思い知れかしおのが身の誕生の日は母苦難の日」
「持つ人の心によりて宝とも仇ともなるは知識なりけり」
「見よう見まねで真似て学ぶ子供の心は親の姿色に染まる」
「水を飲んで蛇はこれを毒とし水を飲んで牛はこれを乳となす」

最近、見識も高く、人の道を説く人、上に立って指導する人たちセクハラ・パワハラ事件が相次いで世間を騒がせています。善光寺、薬師寺の管主もおりました。仏の道も男の性には負けてしまったのでしょうか。薬師寺と聞いた時に、高田好胤管主の人となりを思い出したのです。
 これは10数年前に、高田好胤薬師寺の管主の講演会が宇都宮で開かれたときに、語られた言葉を私がメモしておいたものです。そしてこの言葉は頭の片隅で生きており、子育てにも役に立っていました。




頼れるのは杖と椅子の背もたれ?

2018-05-16 08:00:55 | 日記
 わが楽集館には多くのおひとりさまが遊びに来てくれます。横のつながりを広めるために、「おひとりさまのネットワーク」システムを作り、「ちょい悩み事相談」をみんなで考えます。特に、男手のない場合、電気の故障、庭木の手入れ、家族問題では、子供の離婚問題、相続問題、家族関係の不和など、医者や不動産屋さんの紹介など、たきにわたっています。

 男性からは妻を亡くした寂しさから、女性の友達がほしいなども出てきます。物理的なことは、すぐに手配ができますが、心の問題は、やはり、その人だけの答えが必要で、大方は、自分の心で答えを用意しているようです。日ぐすり、寝ぐすり、食いぐすりもあるよ・月日が解決してくれるよと。また、ひとに頼らない。頼るのは、転ばぬ先の杖、寄りかかるとすればそれは椅子の背もたれ。

 日々の暮らしで不平不満はつきもの。「幸せのハードルを下げて」自分流の生き方、楽しみ方、一人遊びのできる趣味を持とうよと。いづれ誰もおひとりさまになるのだから。


終ぞ行く道とはかねて知りかどを昨日今日とはおもわざりしを

2018-05-09 07:20:22 | 日記
 五月晴れ、薫風さわやか空の青、2月に脳梗塞で倒れ、総合病院のICUで闘病中の友人が亡くなりました。両ひざに人工関節をつけて、私のところで健康体操をやっていました。最初は椅子に座って、それから自分で寝返りをし、座ってできるようになったのですが、腰痛が起きて整形外科に通院するからとやめました。
 
 意識が戻って、これから転院してリハビリを始めるという矢先の訃報でした。75歳は後期高齢者。私も今年そこに仲間入りするものとして、いつどうなっても仕方がない年なのだと思いつつも、今日の元気を明日も明後日も、あと四、五年と欲もあります。

 妻を見送るご主人は83歳とか。心なしか小さく見えました。