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では英国に行きましょう

久々の海外旅行の覚書。
しかし役に立つ英国情報はございません。
自分のための記録♪

そしてまさかのセカンドシーズン。

2014-10-10 23:56:18 | 発端と準備
イギリスから帰国。
してからずっと、もう一度行きたくて行きたくて、、と言いますか帰りたくて仕様がなかった。


この旅行記も、ほんとうは優雅に作家気取りで下書きしてから推敲してインターネットにあげて行こうと計画していた。
が、家族に徹底的に突かれたこともあるが
(ほんとうに徹底してつつかれた。編集者につつき回される作家の気持ちやいかばかりか・・・と一方的に思いやったりもした。いいですか家族よ、確かに文章生成に物理的な素材なぞ要りませんが、かと言って無尽蔵に出てくるものでもないのですよということで、ご理解をこいねがいますよ)、
ほぼラストまで長距離ランナーデビューしたウサイン・ボルトよろしくハイペースで書き上げたのも、ひとえにイギリス恋しさからきている。

イギリスなんて飯まずくてバッキンガム宮殿以外に何かあんの、とおもっていた過去の自分を蹴り倒しテムズ川ふかく沈めたのちに猛省を要請したい。
アガサクリスティにハリーポッターにメアリーポピンズにくまプーにビートルズ、という文化嗜好がこうも徹底してイギリス贔屓だったくせに、よくもまあ無関心でいられたなと小一時間じぶんへ説教。


また行きたかったし、また行きたかったし、また行きたかった。
イギリス在住者のおもしろ愉快な日常をインターネットの波から探しだし、稀にっつーか頻繁にある日本っていいなぁ…(和風総本家)なイギリスとのカルチャーギャップをたのしみ、時代の流れに乗りSHERLOCKにがっつりとはまり日本のアカウントすら持ってないのにAmazonUKアカウントを取得してDVD購入してみて住所表記にくるしみ、メリケンアクセントに慣れた舌を叩き直してブリティッシュぶろうとして挫折したりした。
子音を強く発音するブリティッシュアクセント…って理屈しかわからん。


しごとの連休があれば、
いけないか?!
……ヒースロー入れたら御の字だな。。
など、旅行プランを考えては頓挫を脳内で繰り返していた。

ことしの夏休みも、既に計画・頓挫済みだった。
ら、休み一ヶ月まえになって、突然休みが伸びた。


のびたら行けた。

あれ?これ行けるわ。
あれ、どうしよう…!行ける…!!
すぐさまネットで空席照会。

しかししかし、一ヶ月まえて。急。しかもお盆だ、誰行けるさ…

いや。
ひとりだ。
ひとりで行こう。
憧れのひとりたび、この旅で実現させよう。

この間わずか5秒たらずだった。




その後、家族の反対と賛成と悠長にしてる間に空席あった飛行機が塞がってその他の座席探して…という、自分からしたら壮大な歴史ロマンが展開されたが、他人からするとただただ長いだけなので割愛につぐ割愛をする。


お盆真っ只中、一人旅決定。

1日目:そして出発

2013-12-14 13:30:09 | 発端と準備
ちなみに前出の記事の時点で準備できていたのはパスポートだけでございました。
ビザ不要のくにでよかった。


色々何とか間に合って当日の朝、日が昇る前の駅まで車でやさしい父に見送ってもらう。
ついに母娘旅のスタート!
空港までの列車の車窓から明けてゆく空を見ながら、妹とふたりで延々とBeatlesをこそこそと合唱。
イギリス気分を高めてまいります。


さて、地元空港の国際線は初利用。
KOREAN AIRに搭乗して韓国の仁川(INCHEON)空港を経由し、ロンドンのヒースロー空港へ向かいます。

朝6時前に家を出てきたので、ロビーの隅っこで、炊き込みごはんとみかんで朝食。
ここでお母様にプチショックが走る。毎朝飲んでいるトマトジュースを自宅に忘れてきてしまったよう。
しかし、旅に忘れ物はつきもの。
これ以外にも忘れ物はきっと出てくる。
パスポートとかチケットのようなデカい忘れ物がなかっただけよしとしなければ。
しょんぼりマミーを慰め合いながら空港ロビーで忘れ物を買い足し、いよいよ搭乗手続きへ。

まずは定番のセキュリティチェック。
わたしはセキュリティチェックは非常に優秀であります。
没収前提で飲んでいたペットボトルのお茶だけ回収されるのみで、完全に想定内。
なのだが、先行していたマミーがどうしてだか保安要員さんと戦っている。

なにごとだろう・・訝しみつつも、
まだここは日本なのだし・・
ということで搭乗ゲートの場所確認を優先するわたし。
後からとことこと付いてきた再びしょんぼりマミーと、喜んでいる妹と合流。
マミー:「トマトジュース没収されちゃった・・」
妹:「飲み物お持ちじゃないですかって聞かれて、胸張って「いいえ!」って答えた目の前でジュース突き出されたんだって」
さすが。外しませんね、お母さま。


搭乗ゲート前は極めて閑散としていた。
一瞬早すぎたかなと腕時計を見て、残り10分を切っている事実に気づいて青ざめる。
なぜ誰もいない!?
慌てて地上のお姉さんに確認しに行くが、ゲートも時間も間違っていないことを確認。
じゃあ何だ、集団キャンセルか。一斉うっかりか。

搭乗コールがかかる数秒前にどやどやっと人が集まってきた。
どうやら一旦別の場所で団体客が集合し、搭乗ゲートまで来ていた模様。なるほど。

飛行機に乗り込むところでいつもの通り客室乗務員さんがご挨拶。
「こんにちは!」「こんにちは!」
あー、ちょっと訛ってるところがかわいいな「あにょはせよ!○×※☆%¥*!」 
ヒっ!!!!!

我々姉妹のところで韓国語に切り替えられた。
あにょはせよ、すら何を指してたのか知らない日本人にハードル高いっす・・
茫然とした顔で半券を差し出す。
韓国顔なのかしら。わたしたち。

イギリス発案

2013-12-13 22:44:02 | 発端と準備
「夏休みの海外旅行の約束、先輩に押されたらしくて私断られた・・・」
妹のひとことで、海外に行けることとなった。

すげぇもん反故にするな。。恐ろしや年功序列。
しかしお約束が反故になったため、同行のおはちが家族に回ってきました。
そのため母娘の3人海外旅行が実現することになったのです。
(おとうちゃんはお留守番。)
私もイギリスに行けることになったのです。


なったのだけど、わたしが行けるかどうかでグダグダしたり。
主催者(妹)がなかなか行き先決めの場を持たなかったり(!)。

なんだかんだで、上記の発言が夏ごろだったというのに行き先が決まったのは11月に入ってからだった。
さらに日程が確定したのは、11月の初旬から中旬に移行しようとせん時期だった。
休みの都合もあるから11月末までには帰国していなくてはならない。
この時点から「行けるのか。これ。」という想いがわたしの胸を頻繁に去来するようになった。


しかし行き先が決まっても実働部隊(主催者・妹と、サブ・わたし)はスロースターター。
仮予約を入れた翌日には前金を納めなくてはならないギリっギリっぷりだったというのに

わたし「そういえば、旅費の残金いつまでに振込みすんの?行ってくるよ」
妹「まだ先だよ」
わたし「わかった。でも一応日にち教えて」
妹「まだ先だよー(旅行会社からのメールを確認)。
  違う。明日だ

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



この旅行、ギリギリの日程で動いていたため支払が遅れると強制全キャンセルだよってスケジュールです。

大事なことなので2回言いますが、
ギリギリの、日程なので、支払が遅れると、全キャンセルだよ!!って担当のひとから念押しされていた、スケジュール、です。

完膚なきまでにポシャるところだった。
ついに「行けないんじゃないか。これ。」という想いがわたしの胸をご訪問。


この一件から、
「こいつ(妹)のムードに引っ張られていたら行けるモンも行けない」事に気づき
ここから実働部隊はメイン・わたし、そういえばいたっけ・妹体制ににシフトチェンジ。
ようやく「あぁ、行けるかも。わたし、イギリスに行けるんだ」という実感がわたしの胸にふつふつと湧いてきたのだった。

その日、出発日から換算して実に1週間前。
この1週間でキャリー準備にポンド換金、という準備ラッシュに追いまくられることになった。