江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

金木犀が「二度咲いた」?! のは 何故??

2021-10-04 | 随想
台風一過で好天になった日、風雨で落ちた柿の葉を片付けていたら金木犀の甘い香りがした。

確か九月半ば頃咲いた筈なのに、2度目が咲くとは思ってもいなかったので驚いた。
しかも、今回咲いた方の勢いが良いような気もした。



苗木を植えてから30年ほどになるが二度咲きは初めてのことだ。

気温の変動の多かった不順な天候のせいなのか、もともと四季咲きなのか調べてみた。
すると、基本は「1度咲き」だが「2度咲き」することもあることが分かった。


2012年に和歌山大学が「気温がキンモクセイの開花に及ぼす影響」を調べた実験では、野外気温より3度加温すると、開花の開始は遅れ開花期間は長くなった。
さらに加温すると、「2~3度咲き」現象が起きたと云う。

やはり「2度咲き」の原因は、気温の変化が影響していた。

確かに春に咲くシャクナゲが、今頃2~3個咲いている。



しかし、金木犀が一度全部咲いて満開になり散った後、同じようにまた満開になったのは、今年の気象が例年よりかなり違ってきたからと思える。


金木犀は中国から伝わった。
雄花だけ咲く株と雌花だけ咲く株があり、日本には雄花だけ咲く株が伝わった。

雄花と雌花の両方が無いと実が付かないので挿し木で増えていったと思う。
その技術も一緒に伝わったのだろう。

2021/10/04


<異常気象が心配な「デラシネ」>

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