かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

2011年5月 丹沢 三ノ塔

2011年05月23日 | トレッキング
<2011年5月中旬に行きました。>

ずっと週末も仕事で出かけていなかったので、写真を撮りに行きたくなり、前の晩に行くことを決めました。
ただ、その日は午後から用事があり、午前中限定だったこと、近いうちに塔ノ岳に登る計画があること、
その練習と週末のヤビツ峠周辺の状況の確認をかねて、などの事情により、三ノ塔までとしました。

昼までに帰らなくてはならないため、朝5時に出発。
東名高速の秦野中井インターを降り、ヤビツ峠に向かいます。
途中から山道に入りぐんぐん高度を上げていきます。
菜の花台(展望台あり)、ヤビツ峠を通り過ぎ、菩提峠へ。
朝6時台ということもあり、日曜日でしたがヤビツ峠の駐車場は半分くらいの入りでした。
菩提峠は、ヤビツ峠から少し進んでいった先にある富士見山荘前を左折し、500メートルほど進んだところです。
菩提峠から先の林道は行き止まりで、空き地になっており車が30台くらい止められるようになっています。

朝6時すぎ時点で車が5台でした。

この駐車場からスタートです。
通行止めの林道からも上がっていけます(写っているケートではない)が、表尾根のスタート地点である、富士見山荘方面に戻ります。
下るので、高度をロスしますが・・・
富士見山荘から100メートルくらいの地点が起点となります。


階段状の登山道をひたすら登っていきます。


10分ほどで、林道に突き当たります。
突き当たった林道を左に10メートルほど行くと表尾根2の看板があります。


じつは、菩提峠から林道を使うとここで合流します。
菩提峠からここまでは林道を使ったほうがなだらかで楽です。
菩提峠から先の林道は2本あるので間違えないように。
1枚目の写真に写っている通行止めゲートではなく、写真の右に位置するゲートから入っていきます。

表尾根2の看板からまた登山道がはじまります。
ジグザクにひたすら登りですが、途中迷うところはなく、約10分で表尾根3の看板に。


さらにここから登っていくこと15分ほどで、木々の間から大山や相模湾が少し見えてきます。
しばらく歩くと目の前の展望が開けます。この辺りは崩落地で大小の砂れき道となっています。
実は関東大震災の影響で崩落したそうです。
かなり歩きにくいです。


上から見るとこのような感じです。


急坂を登りきると突然、ベンチのある小空間になります。
ここが二ノ塔です。
表尾根4の標識も。菩提峠から約1時間。


富士山が良く見えます。

先の山の上にちょこっと見える小屋が三ノ塔です。


二ノ塔からはいったん下ります。
両側が笹藪の道を進むと


切れ目から富士山が。


下っていた道もじきに登りに。目の前に三ノ塔の非難小屋が見えます。


ひたすら丸太で組まれた階段を上ります。上から見たところです。


三ノ塔のすぐ手前に、戸川から登ってきた道と合流します。


とうとう、三ノ塔に到着。二ノ塔から約15分。
360度の大パノラマが待っていました。
ここから東京方面からぐるっと見渡した連続写真となります。
目の前が大山

江ノ島や相模川もみえます。

小田原、伊豆、箱根方面

てっぺんが塔ノ岳。
ちなみに、下に見える小屋が烏尾山。

富士山


おにぎりを食べ、一休みしました。
ものすごく気持ちがよかったです。


昼からの用事のために、8時に下山開始。

さすがに週末のため、登ってくる人にたくさんすれ違いました。
約1時間で菩提峠に到着。
新緑がまぶしいとても気持ちがいい景色でした。

参考までに、朝9時の菩提峠駐車場は満車。
富士見山荘までの途中の広いところに数台駐車あり。

富士見山荘からヤビツ峠までの車道をたくさんの登山者が歩いていました。
というのも、バスはヤビツ峠までなので。

ヤビツ峠には路線バスが3台いました。
もちろん駐車場は満車で、周囲の駐車スペースはほとんど埋まっていました。


この時期にしては比較的もやっていない晴れの日で幸運でした。




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