暇なので台湾へ行くことにした。ここへは約20年前に一度訪れた経験がある。しかし当時の記憶はほとんどなく、部分的に憶えていることはあるものの、ここへ記す価値などない昔話ばかりだ。
今回はこのブログへ書いた他の旅行と比べて期間が短く、5泊6日である。
最安値の航空券を探しているうちに、奇妙なことへ気付いた。私はそれまでLCC(Low-cost carrier =格安航空会社)のチケットはその会社から直に買うのが一番安いと思っていたのだが、実際はそれと異なるようなのである。
今回の旅程について、Skyscannerという航空券検索サイトで調べた結果、スクートというシンガポールにあるLCCのチケットが19,842円で最も安かった。そこを選ぶと、Expediaという代理店のサイトにある当該ページへ飛ばされたが、そこでの値段は当初のものより1,440円安い。この差額は航空会社の「手数料」とのことで、実際には購入の際に価格へ上乗せされ、前記の金額が請求された。
一方、スクートのサイトではどうか。同じ旅程について、同じ日のほぼ同じ時刻に検索した結果を見て驚いた。約27,000円という値段になってしまうのである。LCCの航空券はその会社から直に買うのが一番安い、というのは誤りだったのだ。
いろいろ調べていくと、こうしたことは以前からあったらしいのが分かってきた。某巨大掲示板サイトにおけるスクートのスレッドを見ると、2013年初頭の書き込みで、既にこの内容がある。そこには“個人客向け直販よりもツアー用に代理店へ卸す値段の方が安いのでは、LCCと呼ぶのは難しいかもしれない”という意見が書かれていた。私の場合は、個人客ではあるがツアー客向けの料金でチケットを買えた、ということになるのだろうか。
とにかく、LCCといえども、代理店経由なら更に安価で航空券を手に入れられる場合のあることを知った。詳しい人にとっては、何を今さら、という話題かもしれない。だが自分としては大きな発見だったのである。
ガイドブックについて、特に書くことはない。「地球の歩き方」シリーズの『台湾』を選んだ。
旅行中の中国語についても余り記すべきことがない。その理由は何といっても、今回の旅程が短いからである。数や特定のフレーズなどを憶えたり、発音を学習したりすることが本当に必要なのか疑問だった。それに、ウェブ上にある個人旅行記などを読むと、ガイドブックにある会話集を見ながらの片仮名発音や、漢字を使った筆談でも何とかなりそうである。英語や日本語が通じる場合もあるとのことだし、下手糞以下の中国語を無理に喋って相手を困惑させるよりも、こうした手段を使う方がはるかに有用と思われた。
結局、言葉に関して私が旅行前に行ったのは、ガイドブックにはない「部屋を見せてください」という言い方をネット上で探し、それに該当するらしい「譲我看看房間嗎?」(最初の二文字は発音が不明で、残りは「カンカンファンジェンマ」)という言葉を歩き方に記したのみだった。
今回はこのブログへ書いた他の旅行と比べて期間が短く、5泊6日である。
最安値の航空券を探しているうちに、奇妙なことへ気付いた。私はそれまでLCC(Low-cost carrier =格安航空会社)のチケットはその会社から直に買うのが一番安いと思っていたのだが、実際はそれと異なるようなのである。
今回の旅程について、Skyscannerという航空券検索サイトで調べた結果、スクートというシンガポールにあるLCCのチケットが19,842円で最も安かった。そこを選ぶと、Expediaという代理店のサイトにある当該ページへ飛ばされたが、そこでの値段は当初のものより1,440円安い。この差額は航空会社の「手数料」とのことで、実際には購入の際に価格へ上乗せされ、前記の金額が請求された。
一方、スクートのサイトではどうか。同じ旅程について、同じ日のほぼ同じ時刻に検索した結果を見て驚いた。約27,000円という値段になってしまうのである。LCCの航空券はその会社から直に買うのが一番安い、というのは誤りだったのだ。
いろいろ調べていくと、こうしたことは以前からあったらしいのが分かってきた。某巨大掲示板サイトにおけるスクートのスレッドを見ると、2013年初頭の書き込みで、既にこの内容がある。そこには“個人客向け直販よりもツアー用に代理店へ卸す値段の方が安いのでは、LCCと呼ぶのは難しいかもしれない”という意見が書かれていた。私の場合は、個人客ではあるがツアー客向けの料金でチケットを買えた、ということになるのだろうか。
とにかく、LCCといえども、代理店経由なら更に安価で航空券を手に入れられる場合のあることを知った。詳しい人にとっては、何を今さら、という話題かもしれない。だが自分としては大きな発見だったのである。
ガイドブックについて、特に書くことはない。「地球の歩き方」シリーズの『台湾』を選んだ。
旅行中の中国語についても余り記すべきことがない。その理由は何といっても、今回の旅程が短いからである。数や特定のフレーズなどを憶えたり、発音を学習したりすることが本当に必要なのか疑問だった。それに、ウェブ上にある個人旅行記などを読むと、ガイドブックにある会話集を見ながらの片仮名発音や、漢字を使った筆談でも何とかなりそうである。英語や日本語が通じる場合もあるとのことだし、下手糞以下の中国語を無理に喋って相手を困惑させるよりも、こうした手段を使う方がはるかに有用と思われた。
結局、言葉に関して私が旅行前に行ったのは、ガイドブックにはない「部屋を見せてください」という言い方をネット上で探し、それに該当するらしい「譲我看看房間嗎?」(最初の二文字は発音が不明で、残りは「カンカンファンジェンマ」)という言葉を歩き方に記したのみだった。