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日本人として忘れてならない日

2012-12-08 17:00:58 | Weblog
今日は12月8日。
今日がどういう日だか知っている日本人は果たして何人いるのであろう。
本日の朝日新聞には特別の記事としては何の記述もなかった。
ただ「天声人語」には1行「71年前」という言葉が載っていた。
そう、71年前の今日、日本はアメリカに対して戦争を仕掛けて、その結果として我々は奈落の底に自ら転がり落ちるきっかけとなった日である。
近年中国では反日感情が昂ぶって、先の尖閣諸島の問題でも中国側ではナショナリズムが昂揚して、それが大衆の暴動にまで行きついたが、その背景には愛国教育と称する反日教育があったわけで、国が意図的に間違った歴史認識を植え付けようと画策していた。
ところが我が国は、戦後67年間というもの、自分たちの国の歴史を教えることをしてこなかったので、その意味で外国の同世代のものと話が通じ合わない。
明治維新から日露戦争まで36年間、日露戦争から対米戦まで37年間、戦後我々は67年間も、血で血を洗う抗争を経験していないが、歴史から教訓を学ぼうとしない民族は、きっと近い将来にユダヤ人やジプシーのように自分の祖国というものを失ってしまうに違いない。
祖国を失っても、ユダヤ人、ジプシー、華僑に見られるように、生物学的には生を維持し、生きては行けるので、そういう選択を迫られる時期が近々に来るやもしれない。
主権国家という概念を持たなければ、領土の意味も喪失し、民族の誇りも名誉も何ら価値を持ち得ず、自然の摂理に従って自然淘汰されるに違いない。

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