29日の20:00からのBSフジ、メッセージjpという番組で小野田寛郎氏のインタビューを放映していた。
彼の話は可能な限り聞き漏らすまいと心しているが今回の話も極めて示唆に富んだ良い話であった、。
彼は中野学校の出身で、情報将校として習得した技術が彼を戦後30年間もジャングルの中に留め置いたものに違いない。
彼の言い分によると「生きよ、玉砕するな」と命令されていたから生き延びた、というものであるが、実に含蓄に富んだ言葉だと思う。
そんじょそこらのインテリーの言う奇麗事や美辞麗ではない、真に迫る生きた格言のように見える。
中野学校の中では、あの重苦しい世代にもかかわらず、何でもあけすけに言いたい放題に意見が開陳できていたらしい。
そうでなければ孤独な環境の中で、自己の判断での命令遂行が難しいので、自己の信念に忠実たれということが強調されていたらしい。
それにしても彼が最初に登場したときには驚いたものだ。
まさしく日本陸軍の亡霊が現れたように見えたものだ。
ボロは着てても心は錦。あの堂々たる敬礼にはおおいに敬服する。
彼の話は可能な限り聞き漏らすまいと心しているが今回の話も極めて示唆に富んだ良い話であった、。
彼は中野学校の出身で、情報将校として習得した技術が彼を戦後30年間もジャングルの中に留め置いたものに違いない。
彼の言い分によると「生きよ、玉砕するな」と命令されていたから生き延びた、というものであるが、実に含蓄に富んだ言葉だと思う。
そんじょそこらのインテリーの言う奇麗事や美辞麗ではない、真に迫る生きた格言のように見える。
中野学校の中では、あの重苦しい世代にもかかわらず、何でもあけすけに言いたい放題に意見が開陳できていたらしい。
そうでなければ孤独な環境の中で、自己の判断での命令遂行が難しいので、自己の信念に忠実たれということが強調されていたらしい。
それにしても彼が最初に登場したときには驚いたものだ。
まさしく日本陸軍の亡霊が現れたように見えたものだ。
ボロは着てても心は錦。あの堂々たる敬礼にはおおいに敬服する。