コヨイノサンブン

日記のような、私信のようなもの。あるいは、記憶の記録。

釣り、初体験

2006-10-30 09:04:11 | diary

友達に誘われて、釣りに初挑戦しました。
しかも海で船に乗ってする釣り。

夜明け前に家を出て、船着き場近くに集合。
(そんな時間なのに、船着き場の駐車場はいっぱいでした!)
長靴をはいて、乗船。

なんと8時間も船の上…。
お菓子を食べたり
居眠りしながら、でもとりあえずルアーは握っているという感じ。
ちょっと体調が悪かったのでつらかったです。

でも、途中から晴れて気持ちよかったし、
ビギナーズラックなのか、たくさん釣れたので楽しかった♪

根拠もなく何となく釣れそうって思ってたので
予想通りでした。
こういうの、たぶん、向いているような気がします。

雨と夢

2006-10-23 20:46:22 | memo

雨です。寒いしなんだか寂しい。

悪夢がちです。
友達も悪夢がちだそうです。

秋は鬱になりがちな季節だとか。
気をつけなきゃ。

新しいなかま。

2006-10-19 18:26:38 | diary

生意気にも仕事部屋なる一室を持っているのですが
その部屋のなかは、それはもう毎日大変な状態です。

引っ越しの時からそのままのダンボールの中には
まだ本が入っているし、
お仕事の資料(紙)は日々溢れて床の上にまで進出しているし。
そんなわけで、先週、新しい本棚を購入しました。

これで部屋の一面は、すべて本棚になってしまう…予定。
でも忙しすぎて、結局まだ部屋に入れられていません。


そういえば、最近また「引っ越ししたい欲」がうずうず。
もっと川の近くで暮らしたいなぁ、などと企んでいます。

ドキュメンタリー映画を観ました。

2006-10-10 09:38:57 | movie

観てきたのは、
『ツヒノスミカ』

人は、否応なく何か大切な色々なものや人とわかれながら
生きていくんだ。

観ながらそう思いました。



新聞の一こまで見つけたこの作品を観に行ったのは土曜日。
「ポレポレ東中野」というかわいい名前の小さな映画館で上映されていました。
ドキュメンタリーを中心に上映している館らしく、
それらしい作品のチラシが置いてありました。

ドキュメンタリーって、それまで実は少し苦手でした。
「実際に起こった事」だけに
映像の美しさという魅力の反面、
啓発的だったり押し付けがましかったり説教じみていたり、
生々しい痛みをそのまま開いてみせているような、
あるいは逆に退屈すぎるような、
「映画」という娯楽として観るにはバランスが
とれていないものが多いというイメージがありました。
今までそういうものしか目にしてこなかったせいもあるのでしょうけれど。


でもこの作品は、そのイメージを払拭してくれました。

ストーリーは、それまで暮らしてきた家を建て替えようとしているのに、
色々なものを捨てちゃいけないと言っているおばあちゃんの周囲の風景を、
孫である監督がカメラを携えて記録したもの。

始まったとたんに、
自分のなかの「懐かしい世界」みたいなところにトリップさせられてしまって
涙が止まらなくなってしまいました。
館から出た後も、まだ溢れてくる。
こんなに泣くのも、久しぶりです。

終始、優しくて、懐かしくて、暖かい家族の空気が
溢れている作品でした。
お茶畑の濃い緑。
古い家や商店街という日常の風景。
そしておばあちゃんが、カメラ(を構えている人)に向ける視線や言葉が
愛おしい。


音楽もシンプルで素敵だったし、
編集も洗練されていて、
安心して観ていられるつくり方でした。

ドキュメンタリーのよさ、みたいなものに目覚めてしまった気がします。