この先６年間。

のんきに暮らしてはいるものの
さすがに「いつまで育休を取るのか」
をそろそろ決めなくてはならず
保育園情報などを収集し始めました。

幼稚園は、一定の年齢になればどんな子でも入れますが、
保育園というのは、子どもを預けなくてはならない事情がある家庭のみ
受けられるサービス。
我が家は、共働きでないと家計が維持できない（と思う）ので
保育園を利用することになりそうです。

でもフリーランスって、どこかで働いていることの証明が難しいらしく、
保育園に入るのも困難だとかという話を仕事仲間から聞いたりしました。

確かに、家で子どもの面倒を見ながら
やってやれないことはないタイプの仕事だから
その時はその時かなぁ。


…なんてことをいろいろ考えていたら、ある事実に気付きました。

保育園にしろ幼稚園にしろ、とにかく小学校にあがるまでは
いつも朝夕の送り迎えが発生するということ。

「今日は仕事がきついから、朝から晩まで缶詰状態でびっしり作業」
「前の晩徹夜だったから、今日は昼まで寝ていよう」
とか、できなくなってしまうわけです。

なんとなく、今までは「産むことがゴール（その後は今までの生活に序々に戻れる）」
ような気がしていたがよく考えたら全然違いました。

うわー、そうか、子どもを持つってそういうことか
と、今更ながら実感中です。

人ごと。

人が生まれるまでの期間、十月十日。

その間、妊婦は（ここで母、と書こうとしたけどまだ全然しっくりきません）、
ただ待つ。待つ。待つ。


つわりがあったり、治ったり、
腰が痛くなったり、謎の腹痛があって病院に駆け込んだり、
毎朝足がつったり、やたら肌が荒れたり、
赤ちゃんがぼこぼこ動くのでびっくりしたり…

今まで着ていた服や下着が着られなくなったり、
やたらめったら周囲が優しくなるので不気味に思ったり、
思うように仕事ができなくてイライラしたり、でも開き直ったり…


なんてことをしているうちに、六ヶ月目に突入。
折り返しました。
時間が流れるのは早いです。


妊娠する前に日々いろいろ考えていたこと
（仕事や恋愛、人生についてなどなど）
は、なんだかもう遠い世界みたい。
ちょっと違うな。
違う人の人生みたいというか、人ごとみたいというか。
不思議な感じ。


体はいろいろ変化に忙しいけど
頭の中は、ぼうっと空っぽになって、新しい人生に備えているようで。
すごく、フリー。
なんだか、いい感じです。

黒髪復活

およそ10年ぶりに黒髪に戻りました。


それまでは、茶髪までいかないけど、いわゆる栗色に染めていました。
染めながらも、ヘアダイが体に悪いという感覚はどうしても
払拭できなくて、今回はベビーもいるので
ついにヘナにリベンジ。

ヘナというのは、知っている人も多いと思うけど、
インドの草木染めみたいなもので、髪を染めたり
トリートメントになったりするもの。

以前、一度だけやったことがあるんだけど
あまり色が入らない（明るくならない）
こともあって、すぐにやめてしまいました。
なので、今回はリベンジ。

ぼうぼうに伸び放題だった髪を
ばっさりと切ってもらって
（腰くらいまであったのを肩くらいに）
ぜんぶ同じ色にしてもらいました。

うーん、黒い。
地毛の真っ黒とは違って、光があたると赤茶色がかって見えるんだけど、
でもかなり黒い。
自分としては、外見上の年齢が5歳くらい老けたんじゃないか、と、思う。

まあ、でもそんなに悪くないし、
何より毒物を断ててすっきりしたので、と言ったら言い過ぎだけど
当面これでいこうと思います。