↓ 八事神社の鎮守の森

うす曇の天気を見計らって散歩をした際に撮った境内というか「鎮守の森」の様子です。
ある日、ボケーとテレビを見ているような、見ていないような不思議な感覚の中で・・・・・「ほんものの森」と・・・・・テレビからこんな声が聞こえてきて目が覚めた。
宮脇昭(横浜国立大学名誉教授)さんの説く「潜在自然植生」理論である。土地本来の木を植えて、後は自然の管理にまかせれば良いとする考え方。この方法で、マレーシナでは再生不可能と言われた熱帯雨林の再生に成功する。
家の近くにも神社があって、結構、木々が茂っていたのを覚えていたので、ここは「本物の森」と言って良いのか?今一度、覗いて確かめて見ようと、立ち寄った。
木の大きさから区の保存樹に指定されていたのが「クスの木」2本と「アベマキ」1本で後は指定はありませんが「クス」が多いと思いました。後はほとんど名前を知らない常緑樹の木々のようです。そういえば、カエデもありましたよ。
アベマキは知らない木だったので調べてみた。→(アベマキはブナ科の落葉高木で西日本に多い)
多分「本物の森」でしょう。ほっといたって、このまま育って行く感じです。直感でそう感じさせるものがありました。
最近の日本では里山の二次林が見直されていて、自然再生の切り札とも言われていますが、人間の管理ができるところは問題はないでしょうが「人間の善意」だけに頼るのにも限界はあるのでしょうから、・・・すべてがこのように管理出来る訳ではないから、その見極めをして、地球環境・自然環境の再生を計るのが良いだろうと思う。
そうしたら、植生だけでなく、多様な生物がそれぞれの「本物の森」の中で、「里山の森や林」の中の自然環境の中で多様に「一番らしく」生きていける。
この神社には社務所があるんだけれど、ほとんど休業状態でした。この時期、特にお祓いやなんかの用事以外は何もない感じで、車の安全祈願があるかなしかの程度のようです。参拝者も誰もいません。車通りから少し離れていますし、静かなものです。木々の間からは時たま小鳥の声が聞こえてくるだけです。
もうこの時期は、うす曇であっても、少し歩くだけでほんのりと汗が滲んできますが、梅雨時のこと、何時雨に変わってもおかしくはありませんネ。
☆上の記事は書き溜めておいたもです。☆