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日々探訪日記

昨日より今日、今日より明日、更にその先が好日であるために

残暑に咲く花二題

2007年09月01日 | 散歩道

咲く花の数もすっかり少なくなった残暑の中で、「百日紅」と「アベリア」の花二題

↑ピンク色の百日紅(サルスベリ) 

一つの花の中の花びらがまるで花のような形になっている。近くで(接写で)撮ったので始めて気づいた。オシベが多くて蜂が良く飛んできて蜜を運んでいく。

普段あまり気づきもしない花であるが、次から次へ蕾が生長してきて、花期が長いのは有難い。この花が咲き出すと夏が来たなと感じさせてくれる花です。樹皮がはがれてすべすべで、猿も滑る幹肌だそうだ。・・・本当かどうか、猿が滑るのを見たいのだが・・・・^0^;/

この花が散りだして終わると季節は完全に秋になっている。

 

 

道路際の生垣に咲いていたアベリアの花。この花も花期が長い。こうして接写で撮ると、高山植物だ!と、云っても・・・それらしく感じられるんです。私にはね。

次から次へ小さな花が咲きます。この花にも良く蜂やアブがいるのを見かけます。花の色は白と僅かにピンク色の2色。

 

↓アベリア(接写で写す)

 

 

 

 


栗林

2007年07月11日 | 散歩道

こんな身近な処に栗林があったなんて、まったく気づかなかった。自分の家からそれほど遠くもない所に、大きくも広くもないけども、農業としての栗林があった。

かっては、落葉樹林の中で縄文人が命をつないで来た、生活の糧の中心食材ともいえる、栗は今でも結構お世話になっている食料です。 八月の終わりごろには、熟して、食卓に載るようになろのだろうか?。。。

日常、栗の実が生っているのを見るのは珍しいこともあって、覗き込んで見た時に撮った写真です。

 

毎日、うす曇の空が続き、ニュースや気象情報で、「梅雨前線の南側で大雨が・・・」等と報道されている中、ここ東海地方の名古屋では、雨が降ったり、止んだりの入梅時の特有の天気が続いています。

そんな中にあっても、外に出て・・・・と、言うか体を動かすことが体調維持には本当に必要なことですね。適度な運動は頭の活性化にも、ほんと良いです。気分転換にもなって、疲れが取れます。なぜか雨が降り出すと外に出たくなる。変なものです。

 

 

 

 


八事界隈散歩-4

2007年06月29日 | 散歩道

↓ 八事神社の鎮守の森 

うす曇の天気を見計らって散歩をした際に撮った境内というか「鎮守の森」の様子です。

ある日、ボケーとテレビを見ているような、見ていないような不思議な感覚の中で・・・・・「ほんものの森」と・・・・・テレビからこんな声が聞こえてきて目が覚めた。

宮脇昭(横浜国立大学名誉教授)さんの説く「潜在自然植生」理論である。土地本来の木を植えて、後は自然の管理にまかせれば良いとする考え方。この方法で、マレーシナでは再生不可能と言われた熱帯雨林の再生に成功する。

家の近くにも神社があって、結構、木々が茂っていたのを覚えていたので、ここは「本物の森」と言って良いのか?今一度、覗いて確かめて見ようと、立ち寄った。

木の大きさから区の保存樹に指定されていたのが「クスの木」2本と「アベマキ」1本で後は指定はありませんが「クス」が多いと思いました。後はほとんど名前を知らない常緑樹の木々のようです。そういえば、カエデもありましたよ。

アベマキは知らない木だったので調べてみた。→(アベマキはブナ科の落葉高木で西日本に多い)

多分「本物の森」でしょう。ほっといたって、このまま育って行く感じです。直感でそう感じさせるものがありました。

最近の日本では里山の二次林が見直されていて、自然再生の切り札とも言われていますが、人間の管理ができるところは問題はないでしょうが「人間の善意」だけに頼るのにも限界はあるのでしょうから、・・・すべてがこのように管理出来る訳ではないから、その見極めをして、地球環境・自然環境の再生を計るのが良いだろうと思う。

そうしたら、植生だけでなく、多様な生物がそれぞれの「本物の森」の中で、「里山の森や林」の中の自然環境の中で多様に「一番らしく」生きていける。

 

この神社には社務所があるんだけれど、ほとんど休業状態でした。この時期、特にお祓いやなんかの用事以外は何もない感じで、車の安全祈願があるかなしかの程度のようです。参拝者も誰もいません。車通りから少し離れていますし、静かなものです。木々の間からは時たま小鳥の声が聞こえてくるだけです。

もうこの時期は、うす曇であっても、少し歩くだけでほんのりと汗が滲んできますが、梅雨時のこと、何時雨に変わってもおかしくはありませんネ。

☆上の記事は書き溜めておいたもです。☆

 

 

 

 


紫陽花あれこれ

2007年06月23日 | 散歩道

今はまさに梅雨の真っ最中。湿りっぽい空気の中、或いは薄日射す樹下の元、或いは雨に濡れてこそ一層、「生命」ってことを感じさせてくれる花です。紫陽花は「梅雨の季節」に咲く日本人の大好きな花のひとつでもあるようです。あちこちに人気の観賞スポットがありますしね。

「紫陽花の花見」は室内からしとしと、と降る雨を見上げながら、この雨もいつ、やむだろうかなどと思いながら、庭先に咲く紫陽花を見るのが一番の観賞法かも知れない。・・・・・でもネそれは、(^ω^ ;今は夢ってこと!で、公園の紫陽花を雨の降る中、見たのが下の写真の紫陽花。紫陽花は「ガクアジサイの園芸品種」とこの花の説明板に書いてありました。

↑ガクアジサイの花が咲き出して、オシベが見える。花だけみると、ヤブガラシのようだ。4枚のガクの中に花がチョコントのっている。

↑ピンクの紫陽花はアルカリ性土壌・↓青い色の紫陽花は酸性土壌に咲くんだそうだ。本当かいな!・・・・・亜紀ちゃん ^_^;

こうやって梅雨時を過ごしてきたんだよな。近所の遊び仲間とカタツムリなんかを捕まえてきて、洗濯板の上で「でんでんむしの歌」を歌いながら、競争させて、しまいには大声で叫ぶように歌いながらすっかり、カタツムリ競争というよりも、遊び仲間との競争になってしまったものです。

綺麗だね!って感じるだけでなくて、記憶(昔)を思い出させてくれる花でもあります。

 

 


八事界隈の散歩ー2

2007年06月21日 | 散歩道

つづき

今日の「気象情報」では沖縄では一カ月ぶりに梅雨が明けたと報道されていました。いよいよ、夏到来だと。

今日は目線をずっと下に向けて、足元近くの散歩道の草草の様子です。

左はドクダミの花 右はカタバミの花

雑草の中に数えられそうな花ですが、ふたつの花とも、昔庭の隅っこに咲いていた懐かしい花です。

散歩すがら、今を盛りに咲いていましたよ。小さな名も知れない社があって、それでも、少しの杉林がしげっていて、日陰になっている草むらの道路際の光が差し込んで来る一角に群生して咲いていたのがこの「ドクダミ」です。名前がネ。それで随分、損をしているのではなかろうか。・・・・・・

カタバミは太陽光が好きな花ですが、午後になると花を閉じてしまいます。結構可憐だと思うんですけどね。

余りというか・・・ほとんど大切にされる事がない花ですが、たくましく、毎年同じように咲きだす本当に日本の風土に合った花なのでしょう。記憶の片隅に残っている草花です。

 

 

 

 

 

 

 


八事界隈の散歩

2007年06月19日 | 散歩道

梅雨に入って、今日は朝から薄曇りでしょう。との天気予報。雨が降り出す気配は全然ないし、太陽が照ることも有るまいと思い、近場を散歩にでかけました。

最近は歩きながら考える方が、座しているよりも良い考えが浮ぶようになった。気分も良くなるしね。きっと血行が良くなるからなのだろうと勝手に年寄りのように決め付けている。

家の近くには住宅に囲まれて「生産緑地」と書かれた僅かばかりではあるがまだ、畑があって、(百姓・・・・)違った農家がまだある。これが良い。すごく落ち着く。今、赤シソが一面に植えられていた。こんなの見るの実に久しぶりだよ。

柿の農地や梅の農地がまだこんなにあるんだと辺りを見回すと、赤芽ガシやカリンの生垣に囲まれて、柿には小さな青い実がなっていた。今年はあまり豊作ではないようなそんな実のつけ方でした。

 

↑赤芽ガシの生垣に絡みついた昼顔の花

↑農地のカリンの実を付けた生垣

↑小学校の庭に咲いていたザクロの花と実

赤い花のザクロ、実が付きだしていた。日本のザクロはメキシコのとは違って実が小さい。これは品質のせいか?それとも風土の違いによるものなのか?さて!

↑睡蓮の花

近くの真言宗○○院の極楽浄土を思わせる池に咲く薄ピンク色の睡蓮。午後になると花を閉じてしまう。あっという間に一面の睡蓮が咲き出した。

 

上の写真はぶらりぶらり散歩した道筋に、この時期ならばこそ、といった風情で咲いていた花々です。どこに目がゆくといったらやっぱり今時は「庭に咲く草花」と云った感じですね。

 

 

 

 

 


鶴舞公園の「花三題」

2007年06月10日 | 散歩道

今日は鶴舞公園に行ってきましたよ。昨日、9日(土)は集中豪雨があって、朝から家に閉じこもっていたので、今日は少しでも外へ出て体を解しようと、近場の鶴舞公園に行ってきました。

梅雨時に入ったのか、ここ数日雨が降ります。この時期或いは梅雨と言えば何といっても「アジサイ」ですよね。咲いていました。ここのアジサイの色はピンクと青と白の三色でした。

写真はガクアジサイですが、小さな小さな花が咲いているのが・・・この写真ではわからないですが・・・咲いていました。普通のアジサイよりも、ガクアジサイは原種に近いのかも知れませんね。

何故かアジサイにあの涙が出るほどの懐かしいカタツムリがすごく探したのに、一匹もいない。どうしてだ!

最近の花屋の店に並ぶアジサイは園芸品種も増えて、色とりどりに咲いているようです。

下↓は「クチナシ」蕾をいっぱいつけて良い香りを放って咲いていました。庭の植え込みに合いますね。 

花菖蒲もいよいよ咲き終わりに入ったようです。今日はこの花菖蒲の「品評会」が行われていました。金賞とか努力賞とかの名前をつけて。最高賞は名古屋市長賞のようでした。花菖蒲の一日花は評定はむずかいでしょう。

其々を観ているうちに、見所のコツ見たいなものを掴んだようだ、と思う。

最近の花菖蒲の花弁は本々は6枚なのに、下の3枚が大型になって、上3枚の花弁は極小に変異しているようですね。数多くの花を見ているうちに気付きました。

今週の日曜日の午後は、雑念を払って、こんな感じで「アジサイ」・「クチナシ」・「花菖蒲」を観て過ごしました。・・・が、再び「カタツムリはどこへ、どうなったんだろうか?」

 

 

 

 


初夏の塩竃神社

2007年06月05日 | 散歩道

日中、出歩く時はすっかり、木陰が欲しい季節になって来ました。今日もそんな日でしたが、少しは体を動かしたこともあって、近くの塩竃神社まで、ブラブラと散歩がてらに、途中コーヒーブレイクを摂りながら、参拝に行ってきました。

下はその時の写真です。

写真左四月下旬のフジ←→六月上旬(今回)のフジのマメサヤ

こうして写真でみると、フジはマメ科の植物だと良くわかります。蜂はこの花の蜜が大好きのようで、群れてクマンバチがいましたが、今はどこかにもいませんでした。

こうやって体を動かすと、頭とも連動しているのか、若干回転が良くなっているのを感じます。 ^_^);

普段気づきもしない、「南天の花」が咲いているのをみました。冬の赤い実は目立ちますが、小さな白い花も、見かた次第で結構キレイにみえます。・・・・新発見です。

 

 

 

 

 

 

 

 


鶴舞公園の花菖蒲

2007年05月31日 | 散歩道

バラが西洋的な渇き(乾燥的)のある美しさ、それに対して花菖蒲は東洋的でウエットに富み雨が似合う美しさ。・・・・・それが魅力な花なのでしょう。昔から園芸品種も多いようで池の中に根を張って、手入れをし、手間ひまをかけて、育てているようです。

この鶴舞公園は名古屋の中心地に近いことや地下鉄の駅がすぐ近くにあって、交通の便利がすごく良いし、快適な季節の中、沢山の人が鑑賞しに見えていました。

 

 

↓の写真は曇り空から太陽が照りだした午後の鶴舞公園に咲く満開の花菖蒲です。

花菖蒲三題 

 


新緑の熱田神宮

2007年05月29日 | 散歩道

熱田神宮の森はクスの木が多く、この時期はこのクスの木の葉の薄緑色に輝く新緑が大変キレイです。一年を通して最も生きいきとした熱田神宮の森ではなかろうかと思っています。モンスーン地帯の一画をなす照葉樹林の木々が茂る森の美しさでもあろうかと思います。

↑↓木漏れ日の中の参道

熱田神宮を全国的規模で有名にしているものは何といっても八岐大蛇退治で得たとする「草薙剣」の存在と・・・・・そして、日本武尊(『古事記』では倭建命)の哀愁を帯びた説話が語られる舞台でもあるからでしょうか?

参拝をしながら、草薙の剣があるといわれている社↓を写真に撮りました。

草薙剣をご神体にして、天照大御神・須佐之男命・倭建命(日本武尊)・建稲種命・美夜受比売の五柱が祀られています。

倭建命の説話には、腑に落ちない話がちりばめられている。・・・・と言うことはイズレ。

6月5日は熱田神宮の最大行事の例祭で、その準備が行われていました。