町に彩を与えていたツツジの花も咲き終え、木々の葉も一層色濃くなって、ますます初夏の日射しになってきているな!と、思われる日々となりました。
今日の散歩は車を使ってほんの少しばかり遠出をした。
・・・・・で、車を降りて (駐車場にとめて)田んぼ道の残る周辺を歩いた。場所は知立市にある無量寿寺の庭園で「八橋カキツバタ庭園」
ウイークエンドでは無いのに、カキツバタの見ごろを迎えて結構の人で混んでいましたよ。この庭は回遊式庭園となっていて池の部分は全部カキツバタが植えられて、鮮やかな紫の色の一日花で、どこと無く、はかなげな花です。
カキツバタは池の中で育つ。水が10センチはあろうかと思われる水が張ってあってその中で咲いていました。水がないと生育できない昔から日本人に馴染みのある植物なんですね。
伊勢物語の三河八橋の段で「在原業平」がどうのこうって ^^;案内板に書いてありました。
書きついでに、在原業平の読んだ歌(パンフから)
からころも
きつつなれにし
つましあれば
はるばるきぬる
たびをしぞおもふ
地元の人たち、上の歌を歌碑として建立したいとのこと。・・・募金しました。
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松尾芭蕉や安藤広重も立ち寄って俳句(更科紀行)を読み、絵(東海道五十三次)を描き、歴史があり由緒もありそうな感じの所ですが・・・今あるのはカキツバタのみ。
↑ カキツバタ ↓
池に浮かんでいる水草は浮き草、池一面にぎっしり生えています。