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日々探訪日記

昨日より今日、今日より明日、更にその先が好日であるために

無量寿寺のカキツバタ

2008年05月14日 | 散歩道

町に彩を与えていたツツジの花も咲き終え、木々の葉も一層色濃くなって、ますます初夏の日射しになってきているな!と、思われる日々となりました。

今日の散歩は車を使ってほんの少しばかり遠出をした。

・・・・・で、車を降りて (駐車場にとめて)田んぼ道の残る周辺を歩いた。場所は知立市にある無量寿寺の庭園で「八橋カキツバタ庭園」

ウイークエンドでは無いのに、カキツバタの見ごろを迎えて結構の人で混んでいましたよ。この庭は回遊式庭園となっていて池の部分は全部カキツバタが植えられて、鮮やかなの色の一日花で、どこと無く、はかなげな花です。

カキツバタは池の中で育つ。水が10センチはあろうかと思われる水が張ってあってその中で咲いていました。水がないと生育できない昔から日本人に馴染みのある植物なんですね。

伊勢物語の三河八橋の段で「在原業平」がどうのこうって ^^;案内板に書いてありました。

書きついでに、在原業平の読んだ歌(パンフから)

らころも

つつなれにし

ましあれば

るばるきぬる

びをしぞおもふ

地元の人たち、上の歌を歌碑として建立したいとのこと。・・・募金しました。

 

松尾芭蕉や安藤広重も立ち寄って俳句(更科紀行)を読み、絵(東海道五十三次)を描き、歴史があり由緒もありそうな感じの所ですが・・・今あるのはカキツバタのみ。

 ↑ カキツバタ ↓

池に浮かんでいる水草は浮き草、池一面にぎっしり生えています。

 

 


名古屋城二乃丸庭園

2008年05月04日 | 散歩道

5月4日は「みどりの日」

今年の5月4日は名古屋城二の丸庭園。みどりいっぱいです。以外とこじんまりした庭園です。

かえでが緑の色を濃くして、木陰を作って、この庭園の背景としてよく似合います。目線を少し低くすると玉つくりにしたツツジの花が満開です。 

庭園といえば茶席に座っての一服。金の茶釜で沸かした抹茶サービスがあって少しばかりくつろぎました。ここから座ってみた外の風景・・・演出されていてキレイです。

回遊式の庭園なのに池に水が無い。・・・と、いっても枯山水の庭にはなれません。早く水を入れて鯉など泳がせたら、躍動感がでるかも知れません。で、水が清流のように流れていれば一層、良いですね。・・・

 

↓窓の外はカエデ

↓ 新緑のカエデの木

少し曇り気味で新緑の光が柔らかくて・・・気持ち良くて、又秋になったら来たい庭園です。

 


散歩道を彩る花々ー2(藤とカラタチ)

2008年05月03日 | 散歩道

■ 藤

ここ数年は毎年、近くの公園に行って藤の花見をしていますが、今年は少し場所を代えてみた。

例年になく、気温が高くて早く咲き出しているようだ。今日(5月2日)では少しばかり盛りを過ぎていた。それが下の写真。

しかし、5月のそよ風に揺れて、気持ち良い花日和でした。

ここは、名古屋城の外堀にあたる公園内に植えられている「藤の回廊」と名付けられた藤の花模様です。紫・紅・白と3色の藤が見られます。房も長いもの、短いもの品種も幾つかありますね。

花の形をみると(種子を見ればもっと確実に)マメ科の植物だって良くわかります。

↑上の写真は自生の藤の花。山に生えているクヌギ?の木に絡みながら、かなり大きく成長していた別の日に別のところで撮った藤の花です。やはり藤棚に咲く花は手にとって見れてきれいです。

 

 

■ カラタチ 

下の写真は(上の)藤が咲く名古屋城の外堀の外周部のかなり広い範囲に植えられていたカラタチの生垣。カラタチが珍しくもあってよくよく見ると、青く小さな実が成っていた。

秋になると金色になる・・・・・あの白秋のカラタチ。と、思い写真に撮った。棘が鋭くて、危険でもあると思えた。普通のとこでは植えられそうにない。 

 

↓ カラタチの生垣 ↑

秋に金色になった実を見たい! 

 

 


散歩道を彩る花々

2008年04月28日 | 散歩道

ソメイヨシノの桜が散って、4月も後半になってくると、今度は沿道に咲いていた八重咲きの山桜の花も散りだしてきます。

この山桜って最近、町の中の歩道上とか、公園の樹木として、数多く見られるようになったと感じるんですが・・・皆様のお近くではどうでしょうか?

で、今年の山桜もぼちぼち(もう)終りです。

かえでの新緑も、紅葉に劣らずきれいです。今が新緑の旬ですね。小さく目立たない花が咲き、竹とんぼのような実をつけます。

↓の写真はカメラを近づけて、接写モードで撮りました。光が葉から透けてお気に入りの写真になりました。

今、散歩をしていて一番目を引くのはツツジの花ですね。公園や庭先や生垣にとピンク・赤・白色とたくさんの花をつけて見事に咲き出しました。

こうして春から初夏に季節が変わっていきますが散歩にはもってこいの季節到来です。

 山桜・・・ソメイヨシノに負けずにきれいですね!

・・・つづく

 


新緑の雑木林

2008年04月21日 | 散歩道

4月21日は25℃を超えて夏日となった。今年の夏も暑くなりそうな予感のする日でした。・・・・・

さて、下の写真は先日、自宅の近くをブラブラした際(と、云っても30分以上歩いた)に撮った写真の中から、適当に選んだ写真です。

↑ 雑木林のシダの下草 、シダの下草が珍しい。

↑コナラの雑木林 

↑林の中の潅木の山ツツジが、彩を添えていました

 

↑コナラの葉はクヌギに比して、少し銀色を帯びている

林の中には小さな蚊のような(蚊ではない)虫が、体にまとわり付いて気持ち悪い。頭や顔の辺りを飛び回って、手で何度も何度も振り払っても、付いてくる。

長居は止めて早々に林の中を出た。まだ、葉が多い茂ってはいないので、何とか歩けたが、これから夏場にかけては林の中が結構暗くなる。・・・

途中、蛇に出くわして、一瞬気絶しそうになるが、スルスルって枯葉の中に隠れて消えた行った。

 

 

 


カリンの花

2008年04月17日 | 散歩道

4月8日の花祭りの日(お釈迦様の誕生日)を前後して、春の花が咲き出して、気分新たな日となっていきます。

今日(4月17日)、散歩道の途中に「生産緑地」の果実の畑があって、そこの境界を区分ける生垣に植えられていたカリンの木にピンクの花が咲いていました。

・・・野趣に富んでいて、きれいですね!それをいつものように、ポケットに突っ込んでいた小型のコンパクトデジカメで撮った写真です。

↑ カリンの花 ↓

カリンの花から秋になるとこんな実が成ります。↓

↑ カリンの実(昨年の写真)

 

ずっと以前のことになりますが、このカリンの木は観賞用として盆栽仕立てで見たことがありますが、 果実園の生垣に使われているぐらいですから、食料(果実)としての価値はほとんどないのでしょうね。

 

 

 


シャガの咲く公園

2008年04月15日 | 散歩道

桜の花も散って、季節は春、真っ盛り。

↓ここは、と、ある公園・・・というよりもアメデオ・ モディリアーニ展開催中の名古屋美術館に隣接する白川公園の生い茂る樹木の下に半日陰の中に咲いていたシャガ(アヤメ科)の花です。種ではなくて地下茎でどんどん増えていく一日花です。

こうも多く、一面に白いシャガの花一色にグランドカバーしていると、オヤッて感じで引き付けます。

シャガの花

 

 

ケヤキの新緑↓ 

シャガを覆いかぶるケヤキ。いよいよ、薄緑色の新緑の季節到来です~!

ほんと、今日(4月15日)はポカポカの陽気・・・でした。

 

 


山崎川の夜桜

2008年04月07日 | 散歩道

満開状態から少しだけ花びらが散り出したと思われる土曜の夜。これで今年の桜の見納めのつもりで出かけてみた。

山崎川の両岸に咲く夜桜はライトアップされて、日中に見る桜とは又別の表情で、全体が一層「ふぉふぁん」といった柔らかさに包まれてキレイでしたよ。

両岸をただ、歩くだけですが(花より団子というものが全然無い、という桜見です) 結構な人が出ていました。

↑ ライトアップされた桜 ↓

ここには毎年来ています。今年の開花は早く、満開に咲いたのも例年になく早い感じでしたが、満開状態が長い時間続いたようです。

先日、テレビの現地からの実況放送がありましたが、その記憶では、(全国的にも)戦後の復興のシンボルとして植えたそうで、今、ソメイヨシノの寿命がきていて、順次、枯死した木に代えて新しい木に植え替えられつつあるとのことでした。

桜と云えばほとんどが「ソメイヨシノ」学校の校庭の周囲に植えられて馴染み深い花ですが葉よりも先に咲き出して一気に花が咲き、風の吹く中、散って行くのが良いのだろう。・・・が寿命が短い。それが残念でもあります。

確か4,5年前、空前のベストセラーになった小説の最終章も学校(中学)の夕暮れ時、校庭で散っていく桜の花びらの中にもう、思い出される姿は輪郭だけになっているという恋人の遺灰をまくシーンだったような!・・・

思い出も感情も、あれほど絶対的と思えていたものでも、時間と共に刻々と移り変っていく存在・・・・変わらないものはこの世には何ひとつないってことだろう。

私にとっての桜の花言葉は「移り変わり」

 

 

 


ユキヤナギの花も満開

2008年03月30日 | 散歩道

最近、公園の周囲の縁取りや歩道の街路樹の下にユキヤナギの植え込みが多いと思いますが、皆様のお住まいの近くではいかがですか?

今、このユキヤナギが満開に咲いています。

真っ白で、ふんわりと、柔らかそうに咲いています。白色がこんなに目立つ色だとは知りませんでした。ユキヤナギの白色は目に飛び込んでくる色です。

↑ ユキヤナギの花 ↓ 

 

↑ ユキヤナギを 「接写モード」で写す 

 

桜の花を見に行く途中、春休みで子供たちが遊んでいた、小さな公園に咲いていた花です。桜よりも少し早く咲き出して、4月中咲いていますね。

 

公園の桜も満開 

 

追記

今日、今季で始めて飛んでいる数羽のツバメを見た。車の運転中の事で、ほんの一瞬のことでしたが間違いなくツバメの群れでした。

 

 


桜花咲く

2008年03月28日 | 散歩道

西日本の各地では一斉に桜花が満開状態・・・とのこと(気象情報)去年に比しても随分早く咲いたと思う。東京と静岡が今年最初の開花発表が3月22日、何故東京が?と思えますが、都市化のヒートアイランド現象のためか?・・・・開花から満開まで約1週間。

 

(下の写真)

ここは名古屋市内でも有数の桜の名所である山崎川の川岸に咲く桜。・・・・満開です。ここずっと、運動不足気味。で、家からここまで街路樹の桜を見ながら歩いて来た。所要時間約45分

ここは瑞穂運動場に近く地下鉄の駅もあって交通の便が良く、結構な人の出でしたね。午後からは風が強く吹き出して少し寒い。

 

↑ 両サイドの川岸に咲く桜 ・・・満開

 

↑ 川面に向かって伸びている枝。その為、桜の花の裏側を観ることになる

 

↑ 接写モードで撮影 ↓ 

 

 

 

上の写真の中にスズメが3羽います。メジロ・ヒヨドリ・スズメが(とりわけスズメを良く見かける)この桜の蜜が好きなようで、桜の花をつついていました。

春の陽光の中で、そんな姿がほほえましいですよね。