ツバキ・ササンカ・モクセイ・サカキ・チャの木等々は夏の高温多雨であるモンスーン帯に茂る照葉樹林(常緑樹)の木々です。
その中の茶の木が農地と道路を分ける生垣として利用されていましたがその生垣の茶の木が、野趣に富んだ白い花を下に向けて咲いてました。
地味で目立たない、本来観賞用の花では有りませんし、葉っぱの陰に隠れてしまっているためもあって、気付かずに通り過ぎてしまい易いですが、良く見ると白椿に似て、それを少し小さくしたような花です。生垣に利用すると枝と葉同士が密に生えますから目隠しにもなって良いですよ。白い可憐な花も咲きますしね。
椿よりも小さいけれど丸い実も似ています。蕾がたくさん有りましたから、これから11月頃までは咲いているはずです。
ずっと昔、6年ほど仕事関係で静岡で生活していた時に、大井川中流域のお茶の産地で、このお茶の花を始めて見ました。それ以来、このチャの木の花はあまり見ることがありませんでしたが。・・・久しぶりに見た花ですが可憐で清楚・・・そんな感じがします。
↑ お茶の木の花 ↓
実際の花の大きさはもっと小さく、上の上の写真ぐらい