
元記事
ボブキャッツが以前マブスとのトレードでやってきたダンピアーを解雇しました。
ボブキャッツの考えはサラリー削減以外のなんでもありません。それはダンピアーに残っている契約が普通と違ったからです。
通常の場合、解雇しても契約金額はチームのサラリーに反映されますし、選手も契約金が保障されています(チームと選手が交渉して安くすることもあります)。
しかし、今回の契約には「契約最終年に出場時間2100分以上」が盛り込まれており、ダンピアーは結局1280分しか出場できず、最終年の今シーズンは保証無し契約の状態でした。
つまり、ダンピアーは解雇されやすい状態だったんですね。
そして残りの契約金は13milでした。ボブキャッツとしてはそのままチームに残留させれば、タックスラインをこえてしまいますが、解雇もしくはトレードすればラグジュアリータックスを支払わなくてもいいという二者択一でした。
すでにボブキャッツは今オフにタイラス・トーマスやクワミ・ブラウンといったビッグマンを獲得しており、もともとジョップやモハメドもいました。なので、ダンピアーを戦力と見るならば最低保証額での契約だったのですが、これをダンピアーが拒否して、フロントはトレード先を探していました。
その後だんだんと時は経ち、トレーニングキャンプの日が近づいてきました。35歳でありケガがちなダンピアーがもしキャンプでケガなんかしたら、もちろんトレードできなくなってしまいますし、本人にとっても最悪な結果になってしまいます。
そういったことが考慮されて解雇されたんですね。
そしてFAになった途端に何チームかが興味を見せているようです。
まずは、ヒート。最低保証額を提示しているようですが、ダンピアーはやはり拒否してしまいました。
次にロケッツです。ロケッツは現在リハビリ中のヤオがいます。開幕には間に合わないようですが、出場できるようになっても出場時間に制限を設けるみたいです。つまり、ダンピアーはそれまでのつなぎ、もしくはバックアップとして期待しているのでしょう。オファーの内容は2年/4milくらいだそうです。ダンピアーがいままで拒否し続けてきた契約よりやや良い感じです。
まあ、ビッグマンは現在NBAにおいて需要がありますからね。35歳だろうと、ケガがちだろうとお金を欲しがらなければ、契約できるものです。
さあ、ここからが題名の内容です(おいっ)
上記にあげたようにビッグマンは現在のNBAにおいて不足しています。ゆえに、需要が高くなります。
そこで、現在のビッグマン状況というものを調べてみました。元記事はなしです。
ここからはビッグマンを7フッターとしてチーム、年齢とともに羅列していきます。選手は現役に限ります。ちなみにこれだけ言っておいてなんですが、ダンピアーは7フッターではないので含まれません(汗
ホークス
ジェイソン・コリンズ 213cm(7-0) 32歳
セルティックス
シャキール・オニール 216cm(7-1) 38歳
ボブキャッツ
サガナ・ジョップ 213cm(7-0) 28歳
ブルズ
オマー・アシック 213cm(7-0) 24歳
キャブス
ライアン・ホリンズ 213cm(7-0) 26歳
マブス
ダーク・ノビツキー 213cm(7-0) 32歳
アレクシス・アジンカ 213cm(7-0) 22歳
タイソン・チャンドラー 216cm(7-1) 28歳
ブレンダン・ヘイウッド 213cm(7-0) 31歳
ナゲッツ
なし
ピストンズ
なし
ウォリアーズ
なし
ロケッツ
ブラッド・ミラー 213cm(7-0) 34歳
ヤオ・ミン 229cm(7-6) 30歳
ペイサーズ
ロイ・ヒバート 218cm(7-2) 24歳
クリッパーズ
クリス・ケイマン 213cm(7-0) 28歳
レイカーズ
アンドリュー・バイナム 213cm(7-0) 23歳
ポウ・ガソル 213cm(7-0) 30歳
グリズリーズ
マーク・ガソル 216cm(7-1) 25歳
ハメド・ハダディ 218cm(7-2) 25歳
ハシーム・サビート 221cm(7-3) 23歳
ヒート
ジードルナス・イルゴースカス 221cm(7-3) 35歳
バックス
アンドリュー・ボーガット 213cm(7-0) 26歳
ウルブズ
コスタ・コフォス 213cm(7-0) 21歳
ダーコ・ミリチッチ 213cm(7-0) 25歳
ネッツ
ヨハン・ペトロ 213cm(7-0) 24歳
ブルック・ロペス 213cm(7-0) 22歳
ブライアン・ズーベック 216cm(7-1) 22歳
ホーネッツ
アーロン・グレイ 213cm(7-0) 26歳
ニックス
エディー・カリー 213cm(7-0) 28歳
ティモフェイ・モズコフ 216cm(7-1) 24歳
サンダー
バイロン・マレンズ 213cm(7-0) 21歳
ネイナド・クリスティッチ 213cm(7-0) 27歳
マジック
なし
76ers
スペンサー・ホウズ 216cm(7-1) 22歳
ジェイソン・スミス 213cm(7-0) 24歳
サンズ
ロビン・ロペス 213cm(7-0) 22歳
ブレイザーズ
グレッグ・オデン 213cm(7-0) 22歳
ジョエル・プリジビラ 216cm(7-1) 31歳
キングス
なし
スパーズ
なし
ラプターズ
アンドレア・バルニャーニ 213cm(7-0) 25歳
ジャズ
フランシスコ・エルソン 213cm(7-0) 34歳
ウィザーズ
イ・ジャンリャン 213cm(7-0) 23歳
ジャベール・マクギー 213cm(7-0) 22歳
FA
パトリック・オブライアント 213cm(7-0) 24歳
スティーブン・ハンター 213cm(7-0) 29歳
アール・バロン 213cm(7-0) 29歳
プリモ・ブレゼッチ 216cm(7-1) 31歳
D.J.ベンガ 213cm(7-0) 30歳
現在契約を結んでいる人の平均年齢が27歳です。そして半分以上が海外の選手だと分かります。そして強豪と呼ばれるチームにはだいたい1人か2人いますね。その一方で1人もいないチームさえもあります。現役最高のCと言われているハワードも実はナチュラルポジションはPFです。ホークス、ロケッツは昨シーズンCをこなしたのはみなたっぱのないPFばかり。
マブスはこう見るとずるいくらい揃ってます。それはレイカーズにも言えます。また、グリズリーズも頭数は揃っていますが、いかんせん実力がともないません。
さらに、この中から今シーズンスタートCで起用するチームは半分にも満たないでしょう。
「大きい」というイメージのあるNBAですが、バスケの世界では小さい方の部類に属しているのかもしれません。
今回書いてみて、改めてNBAはビッグマン不足だということを実感しましたね。なのでこれからも貴重な存在になってくるのでしょう。純アメリカ人ならなおさらですね。
これからも海外の選手にNBAはたくさんお世話になるでしょう。
ボブキャッツが以前マブスとのトレードでやってきたダンピアーを解雇しました。
ボブキャッツの考えはサラリー削減以外のなんでもありません。それはダンピアーに残っている契約が普通と違ったからです。
通常の場合、解雇しても契約金額はチームのサラリーに反映されますし、選手も契約金が保障されています(チームと選手が交渉して安くすることもあります)。
しかし、今回の契約には「契約最終年に出場時間2100分以上」が盛り込まれており、ダンピアーは結局1280分しか出場できず、最終年の今シーズンは保証無し契約の状態でした。
つまり、ダンピアーは解雇されやすい状態だったんですね。
そして残りの契約金は13milでした。ボブキャッツとしてはそのままチームに残留させれば、タックスラインをこえてしまいますが、解雇もしくはトレードすればラグジュアリータックスを支払わなくてもいいという二者択一でした。
すでにボブキャッツは今オフにタイラス・トーマスやクワミ・ブラウンといったビッグマンを獲得しており、もともとジョップやモハメドもいました。なので、ダンピアーを戦力と見るならば最低保証額での契約だったのですが、これをダンピアーが拒否して、フロントはトレード先を探していました。
その後だんだんと時は経ち、トレーニングキャンプの日が近づいてきました。35歳でありケガがちなダンピアーがもしキャンプでケガなんかしたら、もちろんトレードできなくなってしまいますし、本人にとっても最悪な結果になってしまいます。
そういったことが考慮されて解雇されたんですね。
そしてFAになった途端に何チームかが興味を見せているようです。
まずは、ヒート。最低保証額を提示しているようですが、ダンピアーはやはり拒否してしまいました。
次にロケッツです。ロケッツは現在リハビリ中のヤオがいます。開幕には間に合わないようですが、出場できるようになっても出場時間に制限を設けるみたいです。つまり、ダンピアーはそれまでのつなぎ、もしくはバックアップとして期待しているのでしょう。オファーの内容は2年/4milくらいだそうです。ダンピアーがいままで拒否し続けてきた契約よりやや良い感じです。
まあ、ビッグマンは現在NBAにおいて需要がありますからね。35歳だろうと、ケガがちだろうとお金を欲しがらなければ、契約できるものです。
さあ、ここからが題名の内容です(おいっ)
上記にあげたようにビッグマンは現在のNBAにおいて不足しています。ゆえに、需要が高くなります。
そこで、現在のビッグマン状況というものを調べてみました。元記事はなしです。
ここからはビッグマンを7フッターとしてチーム、年齢とともに羅列していきます。選手は現役に限ります。ちなみにこれだけ言っておいてなんですが、ダンピアーは7フッターではないので含まれません(汗
ホークス
ジェイソン・コリンズ 213cm(7-0) 32歳
セルティックス
シャキール・オニール 216cm(7-1) 38歳
ボブキャッツ
サガナ・ジョップ 213cm(7-0) 28歳
ブルズ
オマー・アシック 213cm(7-0) 24歳
キャブス
ライアン・ホリンズ 213cm(7-0) 26歳
マブス
ダーク・ノビツキー 213cm(7-0) 32歳
アレクシス・アジンカ 213cm(7-0) 22歳
タイソン・チャンドラー 216cm(7-1) 28歳
ブレンダン・ヘイウッド 213cm(7-0) 31歳
ナゲッツ
なし
ピストンズ
なし
ウォリアーズ
なし
ロケッツ
ブラッド・ミラー 213cm(7-0) 34歳
ヤオ・ミン 229cm(7-6) 30歳
ペイサーズ
ロイ・ヒバート 218cm(7-2) 24歳
クリッパーズ
クリス・ケイマン 213cm(7-0) 28歳
レイカーズ
アンドリュー・バイナム 213cm(7-0) 23歳
ポウ・ガソル 213cm(7-0) 30歳
グリズリーズ
マーク・ガソル 216cm(7-1) 25歳
ハメド・ハダディ 218cm(7-2) 25歳
ハシーム・サビート 221cm(7-3) 23歳
ヒート
ジードルナス・イルゴースカス 221cm(7-3) 35歳
バックス
アンドリュー・ボーガット 213cm(7-0) 26歳
ウルブズ
コスタ・コフォス 213cm(7-0) 21歳
ダーコ・ミリチッチ 213cm(7-0) 25歳
ネッツ
ヨハン・ペトロ 213cm(7-0) 24歳
ブルック・ロペス 213cm(7-0) 22歳
ブライアン・ズーベック 216cm(7-1) 22歳
ホーネッツ
アーロン・グレイ 213cm(7-0) 26歳
ニックス
エディー・カリー 213cm(7-0) 28歳
ティモフェイ・モズコフ 216cm(7-1) 24歳
サンダー
バイロン・マレンズ 213cm(7-0) 21歳
ネイナド・クリスティッチ 213cm(7-0) 27歳
マジック
なし
76ers
スペンサー・ホウズ 216cm(7-1) 22歳
ジェイソン・スミス 213cm(7-0) 24歳
サンズ
ロビン・ロペス 213cm(7-0) 22歳
ブレイザーズ
グレッグ・オデン 213cm(7-0) 22歳
ジョエル・プリジビラ 216cm(7-1) 31歳
キングス
なし
スパーズ
なし
ラプターズ
アンドレア・バルニャーニ 213cm(7-0) 25歳
ジャズ
フランシスコ・エルソン 213cm(7-0) 34歳
ウィザーズ
イ・ジャンリャン 213cm(7-0) 23歳
ジャベール・マクギー 213cm(7-0) 22歳
FA
パトリック・オブライアント 213cm(7-0) 24歳
スティーブン・ハンター 213cm(7-0) 29歳
アール・バロン 213cm(7-0) 29歳
プリモ・ブレゼッチ 216cm(7-1) 31歳
D.J.ベンガ 213cm(7-0) 30歳
現在契約を結んでいる人の平均年齢が27歳です。そして半分以上が海外の選手だと分かります。そして強豪と呼ばれるチームにはだいたい1人か2人いますね。その一方で1人もいないチームさえもあります。現役最高のCと言われているハワードも実はナチュラルポジションはPFです。ホークス、ロケッツは昨シーズンCをこなしたのはみなたっぱのないPFばかり。
マブスはこう見るとずるいくらい揃ってます。それはレイカーズにも言えます。また、グリズリーズも頭数は揃っていますが、いかんせん実力がともないません。
さらに、この中から今シーズンスタートCで起用するチームは半分にも満たないでしょう。
「大きい」というイメージのあるNBAですが、バスケの世界では小さい方の部類に属しているのかもしれません。
今回書いてみて、改めてNBAはビッグマン不足だということを実感しましたね。なのでこれからも貴重な存在になってくるのでしょう。純アメリカ人ならなおさらですね。
これからも海外の選手にNBAはたくさんお世話になるでしょう。
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