映画は映画だ 監督 チャン・フン 2008年公開
ヤクザをリアルに演じたいスター俳優と、俳優になりたかったヤクザが出会い、お互いが住む世界に惹かれていくアクション・ドラマ。
韓国映画界の鬼才監督キム・ギドクが製作を務め、数々のキム・ギドク作品で助監督を務めてきたチャン・フンがキム・ギドクの原案を映像化した。
俳優の夢を捨て切れないヤクザを演じるソ・ジソブ、ヤクザより暴力的で高慢な映画スターを演じるカン・ジファンが激突する、クライマックスのファイトシーンは圧巻。
殺されたミンジュ 監督 キム・ギドク 2014年公開
『ブレス』『嘆きのピエタ』などの問題作を世に送り出してきた韓国の鬼才、キム・ギドク監督がメガホンを取って放つ衝撃作。
女子高生を殺害した容疑者7人が謎の7人組集団によって拉致され、拷問される不可解な事件に迫る。
『群盗』などのマ・ドンソクが謎の集団のリーダーを演じ、『ビバ!ラブ』などのキム・ヨンミンらが共演。
型破りな設定の間に見え隠れする韓国社会への辛辣なメッセージに絶句する。
メビウス 監督 キム・ギドク 2013年公開
『嘆きのピエタ』などの韓国の鬼才キム・ギドクがメガホンを取り、浮気者の夫、夫への怒りから息子の性器を切断した妻、性器を失った息子という壮絶な一家を描く過激作。
とある上流階級の一家に起きた衝撃の出来事を、笑う、泣く、叫ぶといったせりふとはいえない感情表現のみで活写する。
一家を演じるのは、『悪い男』などキム・ギドク監督の初期作品の常連だったチョ・ジェヒョンをはじめ、ソ・ヨンジュやイ・ウヌらが出演。
過激な作品が並ぶキム・ギドク監督作品の中でもとりわけ強烈で、韓国内でも上映を制限するというショッキングな性描写にぼうぜんとなる。
返却期限1月26日 日曜日