虚構の世界~昭和42年生まれの男の思い~

昭和42年生まれの男から見た人生の様々な交差点を綴っていきます

黄昏のモノローグ~思い通りにいかない~

2018-02-09 07:18:05 | 小説
*このお話はフィクションです。

 少しだけ暖かく、陽射しのある朝を迎えている。

 何だか優しい陽射しを久しぶりに見る。


 昨日18時ぐらいに始まった打合せが終わったのは、21時を過ぎる頃だった。


 4月からの会社内の組織編成についての議題で部長たちが集まった。


 私は「徹底した無駄を省き、社員が目標を絞り込めるような体制にすべき」という改革案を提示した。


 しかし、その思惑は外れた。

 結局は、社内の連携強化を掲げた新組織体制への移行が決まった。

 業務はさらに複雑化する。


 思い通りにいかないものだ。

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