虚構の世界~昭和42年生まれの男の思い~

昭和42年生まれの男から見た人生の様々な交差点を綴っていきます

出会ってしまった二人12

2017-09-14 07:21:38 | 小説


 アルコールが進むにつれて話も盛り上がっていた。

「高校時代に誰が好きだったか、たと実は付き合っていたとか、みんなで言ってみよう。まずは男から」

 そんなことを友人が話した。

 「えー」という表情という裏腹にみんなそれなりに乗り気だった。

 「俺は実はテニス部のマネージャーの元子ちゃん、告白してデートをしたこともあったんだけれど、
  ふられた」


 その告白に場の雰囲気はまた盛り上がった。

 腹をかかえて笑っているみんながいた。

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