岡山新報デジタル

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輝く日本の会【イシガメ保全チーム】

2023-02-06 08:54:28 | 日記
輝く日本の会
◇イシガメ保全チーム

【ニホンイシガメを絶滅から救う活動】



◎イシガメの分類
以前は和名が単に「イシガメ」とされていたが、ミナミイシガメやその亜種ヤエヤマイシガメが周知されるようになったこと・ヌマガメ科も含めてペット用に「○○イシガメ」という種が流通するようになったことから、区別のため「ニホンイシガメ」の和名が用いられるようになった。

核DNAおよびミトコンドリアDNA・短鎖散在反復配列(SINE法)による分子系統推定から、本種はイシガメ属の他種よりもクサガメやハナガメに近縁とする解析結果が得られている。そのためイシガメ属にクサガメ属Chinemysとハナガメ属Ocadiaを含める説や、本種をハナガメ属に含める説もある。

関東地方から種子島にかけての43地点238頭のミトコンドリアDNAのシトクロムb・制御領域の分子系統推定では、全部で34のハプロタイプに分かれそれらは大きく2つのグループに分かれるという解析結果が得られた。これらは一方は主に中部地方から近畿地方・四国に、もう一方は主に九州に分布し、中国地方(島根県・広島県)で隣接あるいは同所的に分布する。これらのうち主要あるいは祖先型と考えられるハプロタイプはそれぞれ近畿地方と九州で多く見られ、限られた地域でのみ隣接・同所的に分布することから最終氷河期に近畿地方・九州に取り残された個体群が氷河期の終結・温暖化に伴いそれぞれ分布を中国地方まで拡大したことが示唆されている。


岡山新報デジタル【今日は何の日】

2023-02-06 07:26:15 | 日記
海苔の日(2月6日 記念日)
全国海苔貝類漁業協同組合連合会が1966年(昭和41年)に制定。

701年(大宝元年)に制定された大宝律令において海苔が年貢として納める海産物の一つとして指定された。

これにちなんで、大宝律令が施行された702年(大宝2年)1月1日を新暦に換算した2月6日を「海苔の日」とした。また、この頃に海苔の生産の最盛期を迎える。海苔の消費拡大が目的で、この日を中心に記念行事やイベントが実施される。

海苔は古代から日本人に好まれている伝統的な食品である。この記念日には、海からの贈り物である海苔に対する感謝の気持が込められている。

海苔について
海苔(のり)とは、紅藻・緑藻・藍藻などの海藻から作られる食品の総称である。生海苔や板海苔、刻海苔、味付け海苔などがある。



板海苔は海藻を漉(す)いて紙状に乾燥させた食品である。おにぎりや巻き寿司、ふりかけなどに用いられる重要な材料である。

「海苔」は初春の季語である。2月6日の「海苔の日」もこの時期にあたる。

日本では古く「紫菜」「神仙菜」と呼ばれた。「のり」の語源は「ぬるぬるする」という意味の「ヌラ」とされる。平安時代末期は「甘海苔」といい、アマノリを板海苔に成形した「浅草海苔」が江戸時代以降に広まった。

海苔はタンパク質、食物繊維、ビタミン、カルシウム、EPA、タウリン、ベーターカロテン、アミノ酸などが豊富に含まれており、栄養に富んでいる。日本のほか、中国、韓国、イギリス、ニュージーランドで養殖もされている。