イワナ天国どこまでも

渓流だけじゃなく登山、山菜、きのこ、といろいろ忙しい。

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2016-09-27 19:45:39 | 登攀
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稲刈り我が家では昨年から稲刈りを再開しました理由は、コンバインで頼めば楽なのですが、費用が高騰して払えません、昔農法に戻すなどあり得ませんがあえて挑みます。問題は天気次第、雨が続け......

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黒部源流の山と赤木沢

2016-09-04 07:28:58 | 渓流釣り
8月12日から15日の日程で念願の赤木沢へ行くことになった。
お盆ということもあって、同行者は見つからず初めからツエルト2ビバークの予定で出かけました。
入山場所は岐阜県神岡町から有峰湖へ向かう途中に飛越トンネルがあり、最近は多くの登山者が利用している。
まずは寺地山(1996M)へ向かう、途中の登山道は水芭蕉、ニッコウキスゲの咲く高層湿原の登山道ですが、今年は雪が少ないせいかニッコウキスゲはすでに終わっている、寺地山までの所要時間は約3時間、そこからいったん下り少し登り返すと避難小屋への分岐となる、標高2050M、這松も点在して見晴らしが良いところだ。この小屋では冷たい水の供給ができありがたい。
ここからしばらくは木道の登山道をゆく、クロマメノキなどの高層低木林があたりの草原を支配しているさらに登ると池塘が現れ相性が良いのかイワイチョウが群生している避難小屋から北ノ股岳までは緩い這松の登りが続く途中何度か休憩して、登りがきつくなる頃、北ノ股岳と太郎小屋の縦走路に飛び出す。ここから北ノ股岳へ10分くらいである。北ノ股岳からは薬師沢左股が高原状を流れる小川となり見える北ノ股岳から黒部五郎岳までは約4時間かかる。黒部五郎岳の登りに差し掛かり、ようやくガスの中から少しずつ晴れてきた黒部五郎岳の最後の登りは縦走路に荷物を置いて空身で登る、今日はこれ以上登らなくてよい。時間は午後4時になったので黒部五郎沢と黒部川合流点までは行けず、黒部五郎沢カール末端の縦走路から少し外れた沢の横にある池塘の上にツエルトを張る、ここのカールは何とも気持ちが良い
翌朝寒さで目を覚ます、黒部川合流点までは約2時間30分、この日の目的、黒部源流でイワナ釣り、すでに合流点には昨日ビバークした2名がいて昨日イワナ釣りをしたが小さいのが数匹つれたそうで、日中のイワナ釣りは難しいとのこと。
黒部川本流は何名かすでに遡行しているので、ザックを黒部川と黒部五郎沢の合流地点にデポして釣り道具を持ち、祖母沢へ向かう。
約10分位で祖母沢に着くが水量が非常に少ないのが気がかりだ。
沢の入口から30m位入ったポイントで待望の1匹釣れたのを皮切りに1時間ほどで13匹キープサイズを釣り満足できた。
イワナは早めに内臓とエラ取りの処理を施し、今日の目的、赤木沢に向け1時間30分かけ黒部川を下降する、赤木沢合流点にはちょうど昼の12時に着いた赤木沢は明るい沢で淵にはイワナが泳いでいる
この沢は全体に滑が発達した沢で堆積した土石があたりになく非常に歩きやすい

沢を2時間ほど詰めるとこの沢最大の赤木沢大滝が現れる、この滝は右側の草付きから登れば木登りを交え滝上に出られる。
滝上からはさすがに源流の装いとなり大滝から30分で沢は2分するここにツエルトを張り、早速今日釣ったイワナに塩を振り、日干しにする、これで家まで保存ができる。
8月15日天気は曇りで景色は望めない、やがて水流が消えあたりは草原の中の涸れ沢となる。ビバーク地点から1時間30分で草原に飛び出し10分も詰めると赤木沢岳と中俣乗越しの中間部の縦走路に飛び出すここから北ノ股岳へは30分くらいかかり、さらに来た寺地山、飛越トンネルまでは5,6時間かかるだろう。充実した2日間だった。
増水時を除き赤木沢はザイルなど使用せず初心者でも十分楽しめる沢だと思う。いつかまた来てみたい。

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