イワナ天国どこまでも

渓流だけじゃなく登山、山菜、きのこ、といろいろ忙しい。

大笹沢山(2040m)スノーシュー山行

2018-03-19 20:49:42 | 登山
昨年の夏に黒部川上流の薬師沢を遡行して以来、痛めていた膝の状態もだいぶ良くなってきたので、なるべく標高差の少ない山をスノーシューを履き登る山を探しました。
登る山は標高2040Mの大笹沢山で木曽福島スキー場のリフトで一番上まで上がりそこから尾根上を東北東方面にゆき、突き当りが藪原スキー場からの尾根が右から合流し、左からは大笹沢山へと続く尾根のジャンクションとなっている。

2月16日小雪交じりの木曽福島スキー場で気温は氷点下3度それほど寒くない、しかし明日は相当天気が荒れる予想、うまくリフトが動いてくれればよいが。

2月17日午前8時40分、スキー場リフトが営業を始めた、雪の降り方が少し強くなり始める。
クワッドリフトを2本乗継ぎ最後のリフトでは風が強くまだ営業許可が出ていないようだ。
リフト乗り場でストーブに当たらせていただいていると9時45分頃に営業の許可が出たようだ。
一番乗りでスキー場の一番上にたどり着けた 時計は10時をまわっていた。

全くトレースもないためコンパスと地図をセットし歩き始める。初めは少し下り気味の暗い樹林帯である。
いくつか尾根の登り降りを繰り返し、そうこうしていると風雪はだんだん強くなり歩きのスピードが落ちる。


少し尾根の広いところはルートを外さないように旗竿を立てながら進む。


13時05分ようやく藪原スキー場方面が見えるジャンクションに着く。
しかしこれ以上進むのは時間遅くなってしまうためここを最高到達点(標高2004m)とした。



帰りは雪が横殴りとなり時折動けなくなる、30分もしないのにトレースは消されルートを見誤ることが多くなる、もう一つ問題は少し膝が傷み始めたことだ。
スキー場リフト最上部に着いたのは16時をまわっていた、当然リフトも止まっているし誰もいない。
少し休憩の後スキー場を下山、クワッドリフト降り場まで来ると、スキー場のパトロールの方が心配して待っていてくれた。
スノーモービルで下までおろしていただき大変お世話になりました。
決して魅力のある山とは言えませんが、スノーシュー山行はしやすい山でした。

スキー場の営業時間内に戻ることができない場合もあることを、よくスキー場関係者に伝えて行動するべきであったことが反省点である
コメント
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