【凱旋門賞】武豊「頼もしい相棒」キズナと「世界一へ堂々挑みます」
いよいよ凱旋門賞。ここまでサポートしてくれた多くの方々に感謝です。何事もなく順調にレース当日を迎えることは決して簡単ではなく、厩舎スタッフ、オーナーサイドが万全の態勢を敷いてくれたおかげです。応援してくれるファンの多いことにも感謝しています。
ここから先はキズナと僕の仕事。日本代表の象徴は、惜しくも昨年2着のオルフェーヴルかもしれませんが、日本馬2頭は味方ではなくライバルです。
フランスに来てから、「ライバルは?」と何度も聞かれます。僕の返答は2通り。「素晴らしい実績馬が例年以上に多いので出走馬全て」。もう一つはシンプルに「オルフェーヴル!」。決して本音とリップサービスの使い分けではなく、どちらも本音です。
僕自身は6度目の凱旋門賞。25歳で初めて騎乗させてもらった時(94年ホワイトマズル6着)は遠い夢でしかなかった。日本を離れてフランスを拠点にした01年は、凱旋門賞まであと数日という段階で騎乗依頼が飛び込みました。フランス人ではない自分が、この地で認められたのかもしれないと素直に喜びました(サガシティ3着)。その後はディープインパクト、メイショウサムソン、ヴィクトワールピサで挑み、そのたびに、ヘコまされてきました。
今年コンビを組むキズナは不思議な馬です。「この場ではこうすればいい」と、きちんとした振る舞いができるのです。例えば、前日までヤンチャしまくっていても、追い切り当日は集中する。ダービー時も、前走・ニエル賞時も、ゲートインが近づくにつれて集中力がみなぎり、余計なことをしなくなりました。実はキズナに乗っていると、あれ?今、同じことを考えていた?という感覚にとらわれることが、たびたびあります。やはり不思議な馬です。そんな頼もしい相棒とともに、世界一決定戦へ、堂々と挑んできます。
頑張れキズナ&オルフェーヴル!
*今日フジ系列テレビで ライブ放映 世紀の一瞬見逃さないように?
いよいよ凱旋門賞。ここまでサポートしてくれた多くの方々に感謝です。何事もなく順調にレース当日を迎えることは決して簡単ではなく、厩舎スタッフ、オーナーサイドが万全の態勢を敷いてくれたおかげです。応援してくれるファンの多いことにも感謝しています。
ここから先はキズナと僕の仕事。日本代表の象徴は、惜しくも昨年2着のオルフェーヴルかもしれませんが、日本馬2頭は味方ではなくライバルです。
フランスに来てから、「ライバルは?」と何度も聞かれます。僕の返答は2通り。「素晴らしい実績馬が例年以上に多いので出走馬全て」。もう一つはシンプルに「オルフェーヴル!」。決して本音とリップサービスの使い分けではなく、どちらも本音です。
僕自身は6度目の凱旋門賞。25歳で初めて騎乗させてもらった時(94年ホワイトマズル6着)は遠い夢でしかなかった。日本を離れてフランスを拠点にした01年は、凱旋門賞まであと数日という段階で騎乗依頼が飛び込みました。フランス人ではない自分が、この地で認められたのかもしれないと素直に喜びました(サガシティ3着)。その後はディープインパクト、メイショウサムソン、ヴィクトワールピサで挑み、そのたびに、ヘコまされてきました。
今年コンビを組むキズナは不思議な馬です。「この場ではこうすればいい」と、きちんとした振る舞いができるのです。例えば、前日までヤンチャしまくっていても、追い切り当日は集中する。ダービー時も、前走・ニエル賞時も、ゲートインが近づくにつれて集中力がみなぎり、余計なことをしなくなりました。実はキズナに乗っていると、あれ?今、同じことを考えていた?という感覚にとらわれることが、たびたびあります。やはり不思議な馬です。そんな頼もしい相棒とともに、世界一決定戦へ、堂々と挑んできます。
頑張れキズナ&オルフェーヴル!
*今日フジ系列テレビで ライブ放映 世紀の一瞬見逃さないように?