光州５・１８
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<私たちをどうか忘れないでください>
光州市民の皆さん
戒厳軍が攻めてきています
光州市民の皆さん
私たちの愛する兄弟姉妹が
戒厳軍に殺されています
私たちは最後まで戦います
私たちは最後まで光州を守ります
愛する光州市民の皆さん
私たちを忘れないでください
忘れないで
市民の皆さん
覚えていてください
私たちをどうか忘れないでください
胸に迫る。一度は戦線を離れ家族のもとに戻ったタクシードライバーは、その夜再び道庁に戻る決心をして、寝ている赤ん坊を抱きしめる。かつては教え子のデモ参加を大学門でピケで阻止した大学の教員が決起する。カトリックの神父すら武器を手にする。一台のバスが軍に突っ込む。実話だという。
韓国、1979年12月全斗煥による軍事クーデター、80年5月17日戒厳令布告、野党指導者の金大中・金泳三ら逮捕。5月18日光州市民・学生の抗議デモに対する軍隊・機動隊の残虐な鎮圧行動、市民によるバリケード抵抗闘争、21日軍隊によるデモ市民への一斉射撃、市民は市民軍を組織し全羅南道庁占拠して抵抗。5月27日軍隊道庁に突入して鎮圧。多くの犠牲者がでた。
それにしても、私たちは大切なことをどうして忘れてしまうのか。それをもう一度私に問いかけた。
