私の四季彩記 

還暦を過ぎてからブログを始めました。
四季折々、日々の生活の中で見つけた小さな発見と感動の記録です。

「わたしはマララ」を読みました

2015-04-29 05:33:38 | 本と雑誌
彼女は、2014年10月、史上最年少で「ノーベル平和賞」受賞のパキスタンの”女性子供人権活動家”です
マララは1997年7月12日、パキスタン北部山岳地帯スワート渓谷に生まれました。
学校経営者である父親の影響を受けて、女子の教育を受ける権利を求める戦いに奔走し、15歳のとき、スクールバスの中でタリバンにピストルで頭を撃たれました。
奇跡的な回復をとげ、9ヵ月後、ニューヨーク国連本部で世界に向けて教育の大切さを訴える演説を行いました。

 国連本部のスピーチでは
「両親から人を許す心を教えてもらったので、私を撃ったタリバンやその集団に復讐しようという気持ちはありません。
 タリバンも含め全てのテロリストや過激派の子供たちにも教育を受けて欲しい」と切々と訴えました。

この本では、生まれてから現在までの彼女の揺らぐことの無い信念を持ったまっすぐな生き方、そしてそういう娘に育て上げた両親とお互いに支えあう家族の深い絆が
分かり易く描かれていました




                                         「わたしはマララ」より

3歳の孫の入園式は小雪がちらつく寒い日でした

2015-04-15 11:45:17 | 日記・エッセイ・コラム
孫のAちゃんの入園には格別の思いがありました。

生まれて間もなく発熱、発疹、目の充血などの症状で入院、「川崎病」と判明。
10日ほどで退院したものの、その後再度入院。
しばらく「ガンマグロブリン」療法を続けました。

現在は元気でうるさいくらいと娘は言いますが、先日の体験入園のときは、ママにしがみついて泣いたとのことでした。
そしてそのとき、「Aちゃんは幼稚園いかないよ」と宣言しました。

ところが入園式当日、お天気の悪いのは何のその、お友達と大騒ぎで、静かにさせるのに一苦労でした。
Aちゃんの晴れ姿を見たくって、おそるおそる付いていったじじ、ばばもビックリ。

はたして登園初日は、ぐずらないで行ったのかどうか心配で、様子を聞いて見ました。
観念したのか、当たり前のようにバスに乗って行き、帰りも真顔で帰ってきたとのことでした。

”案ずるより生むが易し”とはよく言ったもので、子供の順応性に感激の「ばば」でした。
孫の成長をどこまで見られるか分かりませんが、元気で自分の人生を謳歌してほしいと祈るのみです。
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雨のため屋根の下での受付



親子で「先生よろしく」



自分のお席を見つけました









江戸東京博物館と両国散策

2015-04-05 14:31:19 | まち歩き
市民カレッジOB会の行事でした。
京成「押上駅」から墨田区内循環バスに乗って「江戸東京博物館」で下車。
徒歩5分で「横網町公園」に着きました。
公園中央の「東京都慰霊堂」は修理中でしたが、関東大震災による遭難死者約58000人、その後東京大空襲による殉難者の遺骨も合わせて、
現在約163000体の遺骨が安置されているとのことでした。
公園内の「東京都復興記念館}を見学しました。
館内には、震災および戦災の記念遺品、当時の生活を物語る数々の生活必需品を目のあたりにして、忘れかけていた戦争の悲惨さ、災害の恐ろ
しさを再認識しました。
見学後、「旧安田庭園」のお庭を楽しみながら「博物館」へ向かいました。
博物館では短い見学時間でしたが、6階の江戸ゾーンで、江戸時代の歴史、文化、生活の一端を垣間見てきました。

昼食をはさんで、「回向院」「吉良邸跡」「勝海舟生誕地」を見学。
そして、行程最後の隅田川の桜は、今まさに満開でした。
臨時の花見席は満席でしたが、心地よい川風に吹かれながら、はらはらと舞い落ちる花びらの下で、最高のお花見を満喫してきました


東京都復興記念館



東京空襲犠牲者を追悼し平和を祈念する碑



旧安田庭園



江戸東京博物館手前の桜も満開でした



隅田川の桜



「押上駅」の真上にそそり立つ”スカイツリー