3月11日、三陸沖に発生して、東北、関東を襲った地震観測史上最大級の”マグニチュード9.0”という大地震は、岩手、宮城県を中心に大きな爪痕を残し、一週間経過した今なお、余震が続いております。
そして地震に伴って起きた津波、原発事故、続いて電力不足による計画停電、物不足と、暗いニュースが相次ぎ、被災者ならずとも夢を失いかねない現状です。
今を生きる日本人皆が、心を一つにして、お互いに支えあい、助け合いの精神で、未曾有の災害を乗り切り、明るい未来を信じたいものです。
今現在の避難所の数は2200か所、避難民28万人と聞きます。
夫と子供を津波で見失い、避難所を探し歩いている女性が、「遺体安置所には行かない。きっとどこかで生きているはず」と涙ながらに語られる姿に、胸が締め付けられる思いがしました。
被災されてお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、28万の避難民の皆さまに早く笑顔が戻るように、希望を持って生きて欲しいと心から願っております。
季節がめぐり、今年もシンビジュウムが満開を迎えています