私の四季彩記 

還暦を過ぎてからブログを始めました。
四季折々、日々の生活の中で見つけた小さな発見と感動の記録です。

あんずへの思い

2008-04-19 07:34:40 | 旅行記

Cimg0210  長野県千曲市の「あんずの里」へ行ってきました。

 いままで、花の見ごろと私の都合、それと周りの状況がなかなかかみ合わず、ようやく念願叶ったというところでしょうか。

 「あんずの里」といっても、区切られた場所を指している訳でなく、その地域はほとんどの家に杏の木があって、一斉に花が咲き出した光景はまさに「あんずの里」でした。

 遠くから見ると杏と桜の花はよく似ていますが、花のつきかたが全然違っていて、杏は幹にいきなりついて咲いています。

 どちらかというと桃の花に近く、大ぶりでほのかなピンク色の花です。

 団子を串に刺したようにびっしりと花をつけるので、実が小さい時に摘果しないと押しくらまんじゅうみたいになり、それぞれの実が大きくならないという事でした。

 当日の朝は、怪しい雲行きでしたが、昼ごろのポカポカ陽気に誘われ花は満開、絶好のお花見日和となり、大勢の花見客に混じって「おやき」をほおばりながら、「あんずの里」を散策。

 積年の夢を果たした一日でした。

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目黒川の桜

2008-04-07 23:39:03 | 日記・エッセイ・コラム

 高校時代の同窓生4人で目黒川のお花見に出かけた。

 当日は天気予報どおり降りしきる雨と花冷えの中、いつもの顔ぶれで渋谷から東急東横線に乗り換え、中目黒駅で下車。

 その頃は、これも予報どおりに雨はあがって、駅から目黒川に向かう通りは花見客らしい人たちでにぎわい始めていた。

 川の両岸に植えられた桜は、成長と共に川面に張り出し、その伸びた先の全ての枝にびっしりと花を咲かせて、水面が見えないくらい見事に咲いていた。

 花を見上げたり、橋の上から覗き込んだりしながら遊歩道を一周、ぼんぼりに灯がともる頃目黒川を後にした。

 かつて川が氾濫して治水工事をしたときに、桜の苗木を植えたと言う事だが、見事に育ち、後世を生きる我々に、いろいろなメッセージを残してくれているような気がした。

 改めて、先人の業績に拍手を送りたい。

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