私の四季彩記 

還暦を過ぎてからブログを始めました。
四季折々、日々の生活の中で見つけた小さな発見と感動の記録です。

15山遊会「霧が峰ハイキング」

2015-10-19 07:06:51 | 登山
  15山遊会」は佐倉市民カレッジ15期生の登山同好会です。
  10月6,7日は恒例の秋の例会でしたが、メンバーの高齢化と共に、今年は登山ではなくハイキングでした。
 
     1日目 朝6時に出発、長野県横谷峡入り口から遊歩道を歩いて「霧降の滝」「乙女の滝」「蓼科大滝」見学後、宿へ直行。
     2日目 リフトを乗り継ぎ、車山頂上へ行きました。
          浅間山、蓼科山、八ヶ岳連邦と富士山、そして駒ケ岳、木曽御嶽山、穂高岳、槍ヶ岳とぐるり360度の展望でした。
          抜けるような青空で風もなかったのが素晴らしい展望につながったようです。
          それぞれの山の名前を教えていただきましたが、「富士山」が見えたことが忘れられない印象として記憶に残りました。
          二度とは体験できないであろう素晴らしい景色を満喫して、バスにて「八島高原」へ移動。
          「八島湿原」を散策し、そこで宿でもらったおにぎりを頂だいて、高原の風を感じながらの、いつものコーヒータイムもありました。
          紅葉には少し早かったけれど、湿原の草紅葉が見事でした。

  帰路、上諏訪の日帰り天然温泉「片倉館の千人風呂」で旅の疲れを癒し”ゆとりの登山”を終わりました。
  楽しい旅の企画、催行してくださった幹事のHさん、Nさんに感謝の2日間でした。



霧降の滝



乙女の滝



蓼科大滝



車山山頂



車山頂上からの展望(中央富士山から左へ編笠山、権現山、阿弥陀岳、赤岳、横岳、硫黄岳と続く)



八島湿原(中央山頂は気象レーダー観測所)



八島湿原の草紅葉


高麗(こま)の山里からの「日和田山(ひわだやま)」登山

2014-12-21 09:38:43 | 登山
 ”晴れの日ハイキング”例会でした。
日和田山は、埼玉県日高市にあって標高305mですが、眺望が良く、変化に富んだ山でした。
当日は、薄鼠色のどんよりとしたお天気でしたが、歩いている時の体感温度は心地よく、澄み切った空気を体いっぱいに受けながら、久しぶりに山を満喫しました。
途中道に迷ったり、ぬれ落ち葉に足を取られたりもしましたが、登山者が少なくマイペースで、今年最後のウォーキングを楽しみました。
頂上での”ランチタイム”のメーンディッシュは、Yさん農園から差し入れの”産直ネギ”でした。
焼いて醤油を付けるだけという素朴な料理に、ネギそのものの旨みをあらためて知りました。

          
日和田山登山行程(約4時間)

西武池袋線 高麗駅→日和田山→北向き地蔵→ユガテ(昼食)→東吾野駅



日和田山頂上からの眺望


奥武蔵の山々


彼岸花の名所「巾着田」が一望でした


北向き地蔵(縁結びと疫病を防ぐことにご利益があるそうです)


東吾野へ下山しました


台風一過、秋晴れの下の登山でした

2014-10-13 15:42:16 | 登山
恒例となった”市民カレッジ同窓会”有志による秋の登山でした。
一日目は「蓼科山」(2530)登山でした。
百名山のひとつで諏訪富士とも呼ばれ美しい形の山ですが、ゴロゴロした石の登山道で歩きにくく、思ったより登りに時間がかかりました。
結局、「将軍平」で時間に無理があるとのことで、引き返すことになりました。
今回は、私自身、登るに従って頭痛が激しくなり不安があったので、幹事さんの判断に救われた気がしました。
二日目の行程
北八ヶ岳ロープウエイ山頂駅→坪庭→縞枯山荘→雨池峠→縞枯山→茶臼山→大石峠→麦草峠
「縞枯山(しまがれやま)」(2403)
北八ヶ岳にある山で、名前の通り縞枯模様が見られるとのことでした。
亜高山帯針葉樹林のシラビソ、オオシラビソが帯状に枯れ、その縞枯れの帯が、山頂に向かって長い年月かけて移動してゆく現象なのだそうですが、「茶臼山展望台」で、縞枯れ現象を目のあたりにして納得しました。
山と峠を登ったり下ったり、変化に富んだ行程でしたが、その都度ため息をつきながらも、全員無事に下山。
下山後、すべての携帯電話が圏外となり、バスの運転手さんとの連絡がつかなくなって、一時大騒ぎとなりました。
しかし、幹事さんの労力と親切な旅の方の協力で事なきを得て、見ず知らずの方の親切にあらためて感謝でした。
当日は丁度皆既月食の日で、帰りのバスの中では”天体ショー”というおまけも付いて、忘れられない旅の思い出になりました。

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「蓼科山」登山開始と終了は蓼科神社の鳥居でした

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青い空、山の上には白い雲が浮かんでいました

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二日目、北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅から坪庭を望む

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茶臼山展望台

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縞枯れ(しまがれ)現象

高層湿原「鬼怒沼」は紅葉が始まっていました

2013-10-15 00:00:10 | 登山
「市民カレッジ」15期生の秋の恒例登山でした。
今年は秘湯「加仁湯」に泊り、翌日”日光澤温泉”、”オロオソロシの滝”を経て、「鬼怒沼」までの行程でした。
「鬼怒沼」は標高約2040m、群馬、栃木、福島3県の県境に位置していて、尾瀬ヶ原より600m標高が高く、「日光国立公園特別保護地区」に指定されています。
一般には「沼」と言っていますが、学術的には「池塘」といって、大小48余り点在しているとのこと。
池塘は火山の噴火口で長い年月かけて出来上がったものだそうです。
登山前日(10月8日)会員18名を乗せたバスは、佐倉インターを7時ごろ通過。
通常一般車は「女夫淵温泉」止めで、そこからは「加仁湯」の送迎車か徒歩なのですが、温泉の配慮で同じバスで「加仁湯」に15時すぎに到着しました。
秘湯「加仁湯」には、5本の源泉があり、源泉かけ流しです。
5本の源泉がそれぞれ泉質が違うとのことですが、女性専用は1つ、他の3つは混浴でした。
夕食後、同室の女性皆でそっと露店風呂をのぞいて、誰もいないのを確かめて入ってみました。
真っ暗の中での僅かな時間でしたが、秘湯の露天風呂を体験しました。
硫黄の香り漂う良い温泉でした。
登山当日、心配した台風はそれて、お天気は好転の兆し。
18名全員、朝昼2食分のおにぎりを背負って、6時30分に宿の玄関まえに集合、「鬼怒沼」目指して出発しました。
しかし、「オロオソロシの滝」から「鬼怒沼」の約1時間はかなり厳しい登山道でした。
火山の噴火なるが故でしょうか。
大きな石がごろごろしていて急峻な岩場に、しがみつくようにして登りました。
誰かが「休憩」というと、皆待っていてように休憩と共に水分補給タイムです。
それを何度か繰り返し、いきなり視界が開けたところが、広い広い湿原でした。
突然目の中に飛び込んできた広々とした”明るい草原”。
一面の草紅葉の中に浮かぶ”池塘”。
遠くに連なる山々、燧岳も見えました。
最後のキツイ登山を思い起こしても、余りあるものがありました。
2時間の行程を4時間かけて、全員揃っての快挙でした。

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清らかな鬼怒川の流れに沿って歩きました

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八丁の湯前のモミジがきれいでした

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夕食は山菜中心の献立でした

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「オロオソロシの滝」が右下に小さく白く見えます

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「鬼怒沼」到着

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湿原の中の木道

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夢見た光景でした
(ダブルクリックで画像が大きくなります)


北海道最高峰「旭岳」に登ってきました

2013-07-10 17:37:13 | 登山
6月の北海道は初めてでした。
2泊3日の旅で2日目が登山でした。
梅雨がないとはいえ、予報はあまり良くなくて、出発の朝は今にも降りそうな曇天でした。
しかし、旭川空港に降り立ったときは、
梅雨時の不快感が全くなくて空気が爽やかでした。
 1日目の行程
旭山動物園見学→北海道伝統美術工芸村見学

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機内からの旭川上空です

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旭山動物園 ペンギン

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旭山動物園 ライオン

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旭山動物園 オオカミ

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旭山動物園 鹿(階段を踏み外しけがをしました) 

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優佳良(ユーカラ)織工芸館

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雪の美術館
2日目の行程
大雪山旭岳ロープウェイ「旭岳駅」→「姿見駅」(1600m)→姿見の池→六合目旭岳山頂
→往路戻る→姿見の池→夫婦池→「姿見駅」
所要時間約7時間半(休憩1時間含む)
(標準所要時間の1.5倍要しました)
登山当日の予報は15時が雨マークでした。
リーダーは天候次第では引き返すことを前提に登山を決めたとのことでした。
「姿見駅」でロープウェイを降りるとそこは展望台で、
頂上にガスがかかった「旭岳」が目の前にありました。
登り始めると、徐々に晴れ間ものぞき、絶好の登山日和になりました。
後続の若いグループには、「お先にどうぞ」と譲りながら、我々は束の間の休息をとり、
メンバーからの叱咤激励と、
「もうすぐです。素晴らしい景色が待っていますよ。」という
下山組の真実(?)の声を聞きながら、
8名全員登頂を果たせたその歓喜の瞬間は、
忘れられません。
登山仲間に感謝の気持ちでいっぱいです。

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姿見の池は雪で覆われていました

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キバナシャクナゲの群落

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エゾノツガザクラ

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「旭岳」は頂上に雲がかかっていました

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「旭岳」全容が見えてきました

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雪渓の間から噴煙が上がっています

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「旭岳」頂上