サンチョパンサの憂鬱

違和感

兎に角……少しでも違和感って奴を感じたら足を止めて……その正体を突き止める。
気が付いたらそうやって生きる様になっていた。

周りは『モノワカリが良くなるお年頃』になってるのになんという体たらく……。
そう思えども、一旦、違和感って奴が湧いたらメンタルがササクレ立ってしまいソコ解明しなきゃ我慢が出来なくなっていたのだった。

『大人気ない?』……訳知り顔の奴等はそういうけれど、僕は……思う。
お前らこそ、いい歳こいて生煮えのまんまじゃねえか?……と。
要するに結論出すのが怖いんだろ?……と。

例えば……どんなにEXILEが人気があり興業収入が凄かろうと……尻の座りの悪い違和感を僕は感じてしまう。

そして何故だ?……と考え込む。そしてそのスタイルにオリジナリティが皆無だからだ!と気付く。何かにつけて黒人のパフォーマンスの真似でしかない。
だから……生煮えのニュアンスを感じるのか?……という風に。

押しも押されぬスター達……これはあくまでも僕個人の正直な独断と感想なのでファンの方々はどうかお許しくださいな。

何事も習得は真似から入る。それは理解できる。
しかし……何時しかオリジナリティが殻を破って独自性を主張し始める。
それがないのは……コピーだから?凄く上質のコピーなのだ!……と僕は感じてしまう。

違和感は大抵……大人ぶった態度を取る奴が何故か?オリジナリティを持ってない事による場合が多い。
『そんなものさ!』というセリフに……自分の体験がない。
いわゆるイメージの受け売りの範疇を越えられない言葉しか発しない自称大人が多いのだ……。

理解する事と妥協してヨロシク演る事とは全く違う。
若い奴が少しでも不機嫌になれば……肩の一つも叩いて、そんなものさ!と慰めのエエカッコ。
テメエ、何一つ確立ししてない癖にフテてんじゃねえぞ!と叱る気概もない。確信も確証もない。

『観念的コピー人間』って増え過ぎじゃ……ね?
違和感は羅針盤の様に……自分がまともとする方角とのブレを伝えてくれる救助信号なのだと僕は……捉えている。

他者の百万言の肯定の言葉より……往々にして違和感一つが自分の確信を言い当てているものなのである。
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