これは誰が主導して実行されたのか?
7月、8月の時点で分科会から移動は感染には繋がらないと報告を受けた……菅首相談。(だから問題ない❗との論旨)
11月20日……その分科会の尾身さん自身が『GO to』に対して強い警告を会見を通して行ったが、ソコは全く政府は無視してスルー。
肝いり?で勝負の三週間と銘打った時間を失った後……『そこまで頑迷に続けたGO to』を何故か?急転直下停止❗❗とした……流れ。
ここまで整理して……気付きませんか?
この国は対策自体が『コロナを主軸』にして組まれていない。
『GO toトラベル』を如何に円滑に進めるか?……が主眼だった事に……。
『GO to』が如何に『無害か❗❗』に力点を置いて12月半ばまでごり押しして来た。GO toが原因という『エビデンスはない❗❗』と居直りながら……。
あれほど期待を抱かせた観光業界にいきなり背を向けての『停止❗❗』である。
『GO toは無害❗❗』なんじゃないのか?
続けたら良いじゃないですか?無害なんだから❗……。
議論は『全体の最終着地点』を共有、共通認識してこそ成り立つ。
医療現場全体、国民の良識派達の議論のフォーマットは……『何を置いてもコロナ沈静化』であり、『命の尊重』である。
論旨が激しく→右から左へと転じる菅首相初め、取り巻き氏達の議論ピラミッドの最底辺には『二階幹事長へのソンタク』即ち……『GO toトラベルの円滑な予算執行命❗』が最重要ミッションなのである。
議論は噛み合う訳もなく……政権側は噛み合う必要性を端から全く感じていなかった。
それが……五ヶ月も遅れて『世界の常識』コロナはバカンス・旅行で爆発的に広まった❗……に菅氏がピッタリと寄り添った訳は……国民と政権側との新たな議論のフォーマットが用意されたからである。
菅氏豹変は『この政権・国民の役に立つの?❗』という『支持率』という議題・フォーマットが登場したからに他ならない。
『GO to』の実行命だった彼等のフォーマットは国民の支持率あっての話や❗❗と菅氏周辺は慌てフタメキ、やっと国民・政権側の両者が一つの共通するフォーマットに乗ったのである。
『この政権』を支持するのか?否か?……審判をする側・される側という共通のフォーマットに全員がやっとその上に乗った。
すると途端に……世界共通の『極めて常識的判断』の『移動制限』を菅氏は唐突さを以て持ち出したのである。
未だに彼等のホントの魂胆は変わることなく……今日も医療現場に冷遇を押し付けたまんまでいる……。
魂胆の本丸は少しの間……ガス抜きしとけば大丈夫❗❗……増額してやっちゃうからね❗……と改心なんてする訳もなく。
このご時世に……国民の健康生命より『省益』とファミリー企業への税金還流を『主眼の最終目標』としている彼等のフォーマットは自発的改善も歩み寄りもない。
彼等を否応なしに国民の議論フォーマットに乗せる手立ては今回の事でよく分かったと思う。
『支持率』なのですよ。支持率。
改心はしなくても『悪事は止まる』のである。例え一旦停止❗❗でも……。
彼等がソフィスト張りの詭弁で何度も押し切った悪事は……連続する支持率低下が唯一のブレーキなのである。
彼等が国民の側に注意を払うのはこの一点なのだと……心得ましょう❗❗
政治家との議論の為の『共通言語・共通フォーマット』は『支持率』なのである……。
安部さん以来……初めて国民の思うところが瞬時に行われたのだから。
それは余りにも……遅きには失したけれど……。