僕はよく『おバカ』って書く。
それは頭脳の問題より人間の性質として『素直じゃなく猜疑心が強い』っていう点に於てである。
そういう質(たち)の人と話す時……揉める訳もなく、当たり前に運ぶ筈の事柄が妙な方向に進み行き頓挫するってな体験多数だからである。
そんな人種のキーワードは『猜疑心』と『頑なさ』である。
此の二つのキーワードはその人を『作為に熱心にさせる』のである。
時として……それは仕事とかカネの問題じゃなく……こっちの矜持の領域に土足で踏み込んで来る。
何も要らないからゼロの状態が最良の選択として見えて来る。縁がなかったですね?が落とし所となるのである。
んで……この間どんなに人でも宇宙の進化の過程で必然だから存在している。何かの意味をもって生まれ生きている!という話になった。
そういう人との遭遇は……自分の矜持を鍛え次の推進力となるんじゃね?という事に落ち着いた。
相手の人もNOを突き付けられて、自分の存在について考える切っ掛けとなる。お互いに意味があるじゃないか?……と。
他者の無理解は人を鍛えるのである。
自分の不実を棚にしまい一つの落ち度を執念深く責める人は多い……。
受ける人間は……反発せずに『そういう人なんだから』と諦めを導けば良い。
そういう時……その折角の遭遇の意味を知ろうとすることが肝要だと思う……。
これは自分に何を教え様としてるのか?……と。
反面教師と学ぶもよし。相手の愚行の中に自分とシンクロする傾向を見出だし自分にフィードバックするもよし!……人生に起きる全ての事柄に無駄なモノは無いんだそうな……これを信じると生き辛さが随分と軽減すると思う。
僕自身?その修行の道半ばだと嘯(うそぶ)いておきます……。