日経平均は大型大量商いの構成故に……日本経済の『今の状態』を正確には表現していない?
そんな記事を先般読んだ。
花形ではない『もっと細やかな大半の日常的株式』は日経平均225ほど値は下がっていない……と。
数字は不思議である。
一つの数字に関連するアレコレを紐解き、『棒比べ』せず、『比べられる様に修正して標準化』する必要がある。
先般書いた、小中高生の自殺者が伸びて過去最高だという件。
コレも分母の生徒数が激減しているのに自殺者は過去最高というのだから『現実はその数字よりもっと深刻な意味を持つ』という事なのである。
一週間前の株価さえ覚えず、下がったァ〜上がったァ〜と刹那的に一喜一憂する人は多い。
全体の分母が幾ら?の時、〇〇円、今日は全体が△△円で✕✕円となればそれぞれの数字を分母で除して比して見て初めてトレンドが見えるのである。
石破氏が10万円の商品券を配った。
『国民の感覚から見れば10万円は大金?』その感覚がズレていた?なる『珍妙な反省』は今回の石破氏に限らず『話のそもそも論』を偽装して誤魔化す時によく使われる手法である。
問うべきは?、追求すべきは?金額の大小の前に『そもそも……それ演って良い事なの?』なのである。
早々と石破氏自ら裁判官となって『法的には問題ないが?』なぁ〜んて自分裁判して幕引き謀ってたけれど……。
一昔前なら『そんな子供騙しレベル』は看過しない『大人の議論』が出来る人間がこの国にも存在してたけれど……。
1千万円を遥かに超える金額の裏金も……『何の基準?か』自民党内でチャッチャッと数字に線引きして無罪放免しちゃう乱暴な運び。
国会答弁も検察審査会も教育委員会のイジメ調査とやらも……ご都合主義の泥縄式。
単語と喋りは流麗にして、中味は聞くに堪えないエクスキューズの嵐。
コレ?単なるナアナアって奴じゃないですかぁ……?
投資に血道上げてる方々は……不勉強も『自己責任』ですから放置しとけば良いけれど?
税金という公共財で運営されるものは例え1円2円でも『筋が通ったチェック』を必要とするものだった筈でしょ?
『数学教師』と『国語教師』の猛省を強く望みたい。
要するに論理も数字の意味的裏付けも無いのである。
この国はいつの間にか基礎的数字分析も、論理的構成も出来ない大人が溢れ返ってる。
偏差値なんて騒いでる時じゃないですよぉ。
経済の劣化なら我慢も出来る。
しかし、大人の基礎的計算力と常識の劣化はとても悲惨です。
そもそも……財務省の官僚の皆さんの論理破綻、詐欺的数字説明の矛盾なんてね?
小学校の基礎的学力を『普通に学べば』簡単に待ったを掛けられるレベルでしょ?
その論理、その数字、……その何故?さえ教えておけば良いはずなのですが……?