![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/14/60c89250d5869f76d217ea563f2c6c00.jpg?1661865617)
日本だけかと思いきや、
そういう世界は万国共通のようだ。
川でなくとも、お花畑が現れたり、
キラキラしたものや蝶々が舞ったり、
何かしらそういうものが見えるらしい。
かくいう私も、何度か死に目に遭っている。
母曰く、
「あんたがまだ小さい頃、階段から
転がり落ちたんや。抱きかかえたら、
“蝶々が飛んでる”って言うたんで、
お母さん、あんたの名前を必死で呼んだ」
それで意識が戻ったそうだ。
物心つく前なので、私は全く覚えていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/b7/3c3c2355d3fb9ce8df8495e05068bcd5.jpg?1661867320)
三途の川やお花畑と同じく、
逆に、幼児が語り出す
「天国から、どのママの子になろうか見てた」
というのも万国共通のようだ。
「ママが悲しそうな顔してたから、
滑り台に乗ってママのところに来た」
など、割とシチュエーションは共通している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/88/44bb7ae917af7c4f2ffe56dc11cad01d.jpg?1661868929)
(イメージ・布亀の救急箱のCM)
しかしながら、自ら選んだママの元に生まれ、
虐げられりするのは悲しいものだ。
結婚したら子供ができるものだと
思っていたが、そうではない。
なかなか子供に恵まれなかった者の
一人なので言えるが、ものすごい奇跡だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/cb/e7a5684bff4b3b830d80f590e3b21145.jpg?1661869059)
選んで生まれてきたのに、
早々川を渡ってしまうのは切ないね。
でも私達だって、「美味しそうなお店だ!」
と思って行ったら、接客が最悪だった、とか
あるだろう。それと同じかもしれない。
…命と一緒にするのは不謹慎だが。
過去にも書いたことがあるが、
死ぬ前は、えも言われぬ気持ちよさだそうだ。
このまま戻ってこなくてもいいや、と
思えるほどだそうだ。
私の敬愛するハリソン君さん風に言えば、
“チョメチョメ”の何倍もの快楽だと聞く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/13/f933442d02cac5e2691637d722aed848.jpg?1661869218)
(…挿絵、絶対間違ってる。むしろ、しんどそうだ)
私は、冗談でなく、本当に「もう死ぬ」
という絶体絶命の危機に瀕したことがある。
最初は必死に死から逃れようとするが、
もう無理だとわかると、
急激に落ち着きはじめる。
悪あがきはやめよう、というか。
死ぬ覚悟ができるというか。
どうせ死ぬときゃ裸じゃないか。
(by あばれ太鼓 坂本冬美)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/a6/20025f91ce054e6100aebc77e35067b2.jpg?1661869394)
もう死ぬ、と思ったとき、
走馬灯を見たんだよな。そこに
両親が出てきて、我に返った私は、
「こんなところで犬死してたまるか!」と
思い直し、神頼みならぬ万物頼みをした。
ほーら、どうだ。
死を覚悟した私が、今こうやって
記事を書いている。あのとき、
死んでたまるかと思い直していなければ、
私はいなかったかもしれない。
いやはや、さすがは生命線が
3本もある人物なだけある。
ではでは、またね。
私の親戚が経験した三途の川の話と、
私の走馬灯の話を読みたい方はコチラ。
私が初めて気を失ったときの話。