私を救ったブログなんだけどね。
もう閉じられたようで、どんな
キーワードで探しても見つからない。
私が今の会社で働き出した頃、
とにかく何もすることがなくて
「何で雇われたんだろ…」と
毎日思っていた。
新人なので、何をしていいかも
分からないし、良かれと思って
したことが二度手間を招くことも
あるので、様子を窺いながらの仕事。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/63/ed27903e3f7d563d38993051b0d9cb00.jpg?1661954681)
いや〜、ほんと、忙しいのも大変だけど、
仕事しに来ているのに、することが
無くて暇を持て余すのもツラいもんだよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/f9/f35825772ef3c48e1cb788b6a494d60e.jpg?1661954777)
私は、暇なとき皆はどんなことを
して過ごしているのだろうかと、
出来る雑務があれば真似たいという
思いでネット検索をしていた。
そんなとき、たまたま引っかかったのが、
【何も考えてないのよ、私。知ってるでしょう?】
だった。
なんと、彼は仕事中に自分のブログの
記事を書いていたのだ。しかも、バレないように、
または誰かが通ったらすぐに隠せるように、
窓を最小にして書いていたそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/d4/f23ee1b22e8f64d072224feb85bc4ad6.jpg?1661954874)
これがまた、私の記事よりはるかに
ロンゲストなのに、ベラボウに面白かったのだ。
私の「面白い」の定義は、
ギャグ100連発とかでなく、
アホな話を、さも文献を引用したかのような
カタイ言葉で綴った文章のことだ。
ヌエの鳴く夜は恐ろしいが、
頭の良いバカの話は面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/51/25e7c67213c00b109e2a310fa1504390.jpg?1661955096)
私は、彼の記事を貪り読んだ。
自分一人で読んで笑うのが勿体無くて、
夫に読み聞かせて一緒に笑った。
仕事中、暇を持て余している人は
私はだけでないと知り、大いに励みになった。
この人がいると思うだけで、毎日頑張れた。
私は、暇な時は、彼が投稿した
お気に入りの記事をプリントアウトし、
“いかにも書類入ってます。いや、
書類しか入ってないからな!”ってくらい
事務用品感が漂うファイルに挟み、
資料を読んでいるフリをして
記事を読んでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/c6/9182085231cd07f1d5714137d0cd5239.jpg?1661954267)
(実際の、そのファイル)
すっかりベテランの域になった今、
そんなことを懐かしく思い出していた。
私の、この底が抜けるような
廃墟的ブログも、知らない誰かの
励みになっていたら本望だ。
むしろ、そうなりたくて執筆している。
ではでは、またね。
✨😊本日のおまけ画像😊✨
ご本人とコンタクトが取れないので
無許可で載せますが、これが
もうベラボウにバカらしくて
面白い記事なんです。
ブログ閉鎖されているので、
プリントアウトしたこの記事は、
もはや重要文化財と言っても
過言ではありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/12/47e6377cb12769a027baba88321a4edb.jpg?1661954332)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/0e/c4e11b745a9836a64317215c24981b64.jpg?1661954332)
知らない誰かに、プリントアウトしてまで
貪り読まれている気分って、どんな感じ
なんでしょうね。私にとっては、これは
宝物であり、思い出の品です。