4/20(土)、mahoramaにてTangoさんの写真展「_years later」を見に行ってきました。
mahoramaはぺがさす荘のぺがさんのバンドメンバーだったりもするピアニストのあこさんのお店で、久し振りに行きました。
今回の展示は、3月の「LIGHT IS YOURS11」と同じく、両親の離婚で疎遠になっていたお母さんと久し振りに再会し、一緒にお母さんの故郷、和歌山へ9年ぶりにお祖母さんの墓参りに行った時に、その旅先で撮った風景の数々です。
普段何気なく話すTangoさんがそういう家庭環境だということも最近までまったく知らなかったのですが、それを知ってから写真を見ると、何気ない風景からも色んな気持ちが想像されるような写真展でした。
写真はあくまで風景をカメラに写ったものを記録するだけで、写真には作者の気持ちまでは写らないのだとしても、作者が心を込めて取った写真は、写真を見ることでその時の気持ちが蘇ることもあるし、そういう意味では気持ちも記録できるものなんだなあと思いました。
作者の背景を知ることでより作品への理解が深まるのは、あらゆるアート、表現活動に通じることだな、とも思いました。