舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

僕らはまだ本当の曽野木を知らない。

2021-08-19 16:01:53 | Weblog




意味が分からないと思いますが、最近、曽野木という地域がすごく気になって仕方なくなってしまい、グーグルマップやストリートビューで見るだけでは飽き足らず、ついに行ってしまう、しかも2日連続で行ってしまう、ということがありました。
曽野木は、高校時代の友人が住んでいて、一度か二度、遊びに行った程度の知識しかなかったのですが、女池インターを過ぎ、鳥屋野潟を過ぎ、広大な田園風景の中を郊外へと向かい、高速道路の高架が複雑に行き交うジャンクションをくぐると、そこに団地が林立する町が突如として現れる、という風景に強烈な印象が残っていて、どうしても忘れられずにいました。

曽野木は、もともと田園の中にある農家が集まる一つの集落だったそうですが、そこが宅地開発されて団地や住宅が建ち並ぶ曽野木ニュータウンができたという町の成り立ちからして面白さを感じます。
それと、僕は「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」の友引町や、「ダイ・ハード3」のニューヨークなど、一つの町の中で繰り広げられるドラマを描いた作品がすごく好きなのですが、町はずれの田んぼに囲まれた小島のような曽野木という地域に対して、この一見普通の町の中で何か物語が起こるのではないか、という想像力が働いてしまうのです。







そして、実際に行ってみると、簡単に一周できてしまうほどの住宅地があり、そこは新しい町なので道路も整備されているのですが、その周囲には昔からある農家が点在していて道も古く、昔からの神社などもあり、その周りには広大な田園風景が広がる、という町の構造みたいなものに魅力を感じてしまいます。
そして、そういう曽野木の住宅地にはバスも走り、スーパーやコンビニ、郵便局や銀行、学校や公民館、ガソリンスタンドなどが点在し、この町の人達の暮らしを想像してみるのも、また楽しいのです。







そして、そんな曽野木を、遠く離れた田園の中から見つめるのもまた、味わい深いのです。
最初に行ってみた時は、適当にドライブしたので迷子になり、思いがけない場所に出てしまった、なんてこともあったのですが、曽野木の入り口にあるコンビニの駐車場で地図を検索して、この道を走っていたのかと確認し、そのまま曽野木の外周や中にある色々な道を何度も走ったら、大体の道を覚えてきました。

こういう、町の地図を調べながら町を探検する「ブラタモリ」的な遊びって昔から好きなので、曽野木以外の町でやってみても面白いかもしれませんね。
でも、個人的に町の成り立ちや位置関係、町の絶妙な小規模さなどから曽野木以上に楽しい場所はどこだろう…?という感じですが、おいおい時間を見付けてやってみたいです。







あと、曽野木は田んぼの真ん中の町だから、ちょっと外れると田園風景が広がるのも好きなんですよね。
こういうよく分からないことをしているうちに、夏は過ぎていくのです。
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