今年もまもなく始動します

2017年になって最近はというと

映画（君の名は。IMAX版）を観て、
文字（硬筆ペン字）の勉強をして、
過去の資料（20年分）を一気に整理し直して、
確定申告の準備に追われて（恒例の行事・・・笑）

今月は舞台が動き出していないオフシーズンにあたります。
なので直接作っているものがまだ無い、そんな時期です。

さてそんな中、デザイン担当する舞台作品が一個決まりました。
上演未確定の頃からお話だけ聞いていたので確定してとてもうれしいです。
これが今までに経験のないジャンルで、とても楽しみで。
ただ恥ずかしながら今までの引き出しだけではちょっと足りないので
今からいくつか勉強をしないといけないな、というところです。

そして例年担当している奈良演劇祭（５月）の
フライヤー用撮影が来月に。今回はちょっと遠出しますよ。
レイアウトなど下準備も進んでます。
次はどんなテイストに変えようか。
第９回ともなると今までの伝統とこれからの未来とを両方考え始める時期で
がっちり引き継ぎつつも続いたからこその遊びもできると思うのです。

それと７月に上演予定の「正犠論」のデザイン準備も、進行中。
こちらは時間があるのでまだラフ案段階ですがいくつか考えてます。
急ぐお仕事のスピード感も楽しいけれど
ロングスパンでじっくり準備するのもまた楽しい。

さらにその他で動き出しそうなものも出てきてます。

宣伝美術を何年続けてきても変わらない事なんですが、
まず、お声を頂けるだけでもとてもうれしいです。
あの人に頼んでみてはどうだろう、の中に自分がいるというのが、というか
仮に最終的に自分に決まらなかったとしても、
僕の名前がふと思い浮かんだとお聞きする事がどんなにありがたいことか・・・

人に思い浮かべてもらえるデザイナー（宣伝美術家）でいる事。
ただしデザイナーの僕は表に出ず、あくまで誰かを支える裏方でいる事。
その誰かが僕の作ったデザインで何かしら「上手くいく」事。

それがやりたいと常々思っているしあちこちで言います。
実に当たり前であり、実に難しい事。
今年も全力かけて頑張ります。