シリーズ｢読了｣

｢西洋骨董洋菓子店(1)｣
著者:よしながふみ

まとめページっ資料室(仮):｢よしながふみ｣

映画化もされている著者のヒット作。
初出が20年以上前なのでさすがに画風が今とちょっと違う。

レシピ1
…が過去エピソードのツギハギでかなりトッ散らかった印象…いきなりで面食らう。

なんじゃこりゃ(?Д?)…と思いつつも読み進んでいくと、中盤辺りからアクロバチックなドミノ倒しのようにパタパタと絡まり合って一本のメインストリームに化けていくのは鮮やか。

深夜の飯テロならぬスイーツテロ。
イケメンスタッフ、天才パティシエ、ジゴロ接客、あふれる知識そして最上級のスイーツ…。

近場にこんな店が有ったら生活習慣病必至ですぜダンナ←誰だお前w。

作中語られる薀蓄やらレシピやら調理手順やらも垂涎モノだが、端々に見え隠れするバラエティ豊かなストーリーラインが｢練りに練られた感｣があって先が楽しみやら不安やら。

ご多分に漏れずゲイのお話がドデンと真ん中に居るのはまぁいいとして←さぁこんなにも振り幅の広い幾つものストーリーがどうまとまるのか、が楽しみである。


…おい149ページww


ちな全巻入手済み。レビューを待て。
入手したのは新書館｢ウイングスコミックス｣版なので当然トップ画像もそれにしてある。


蛇足…何となく｢ミッドナイトレストラン 7to7｣(著:胡桃ちの)を連想する。

｢満足度:◎｣
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ