7月12日(火)の5,6校時に、(公社)山口被害者支援センター直接支援員の中谷加代子さんにご来校いただき、命の大切さを学ぶ教室を開催しました。
演題は「歩と生きる」で、2006年、当時20歳の長女を殺害事件で亡くした時の思いなどを、生徒たちに心を込めて話されました。 そして、生きるということを真剣に考えることや周りの人を大切に考えていくことが大事であると教えていただきました。
また、いじめについても話していただき、「言われると悲しい言葉」や「されるとつらいこと」、「言われるとうれしい言葉」について各自で考えたり、いじめの「被害者」「傍観者」「加害者」「観衆」など、それぞれの立場の心の声を考えたりしました。
「言われると悲しい言葉」や「されるとつらいこと」、「言われるとうれしい言葉」は全員が貼りました。
最後に、生徒たちに「生まれてくれてありがとう」「生きてそこにいてくれてありがとう」と感謝の気持ちを述べられて話を終えられました。
とても心に響くお話で、命の大切さをはじめ、いろいろなことについて考えさせられ、多くのことを学びました。とても有意義な時間でした。生徒たちの中谷さんをじっと見つめる姿が印象的でした。
生徒の代表がお礼の挨拶をして、教室を閉じました。
今日感じたこと、考えたこと、学んだことなどをいつまでも大切にしてほしいと思います。