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完成は伸びない話

2011年07月24日 | 気づいたこと

弊社ではいろいろな業務に関してのタスク(工程表)があります。

景品を業者に発注したら、
発注請け書をFAXでもらい、振り分けの数を記入し、指定の場所にしまう。

景品が納品されたら、
請け書を確認し、仕分けし、納品書を指定の場所に保管し、景品を景品室へ移動します。

景品室では、店棚に景品を振り分けて、点検日まで待ちます。

 

と、言うように、
どんな業務でも、流れがあり、システム化されていると思います。

長年、行ってきた業務手順は、いわゆる「完成」されており、
そこから無理して改良しようとは思いません。

だからこそ、完成とは怖いもので、
きっかけがないと、そのままずっと続くのです。

完成は一種の気の緩みでもあり、
その先を考えなくする状態です。
改良、改善を寄せ付けず、
それ以上の効果を期待させません。

全部が全部ではまた困りますが、
「完成」されているという業務こそ、
今は細かく点検し、改良が必要な時期だと思います。

車メーカーのマツダは、ガソリン車で初めて
リッター30km走行を実現しました。
ハイブリッドではなく、ガソリン車でもこの長距離を動くとは、
とてつもない改良の鬼だと思います。

乾いた雑巾をしぼって、しぼって、しぼってしぼって
出した知恵は宝になると思います。

「完成」している業務には気をつけましょう、というお話でした。


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