とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

イラク情勢ニュース2

2006年06月22日 07時10分44秒 | 地理・歴史・外国(時事問題も含む)
URUK NEWS イラク情勢ニュース           (転送・紹介歓迎)
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2006/06/19 (月)

  [飛耳長目録 today's news list]

☆『Army Times』編集部に宛てた米軍兵士の手紙
☆イギリス軍はイラク撤退を開始する 2006/06/18

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☆★イラク人は脅威でも敵でもないが、米兵は彼らの脅威であり敵である
  トラベリング・ソルジャー(Traveling Soldier)
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http://www.traveling-soldier.org/au.php

 --これは『Army Times』2006年4月24日付に対する編集部宛ての
   手紙に書かれたものである。--


 私自身2度目のイラク派遣におもむく一兵士です。

 最初のイラク派遣は2003年11月に始まりました。私たちが到着した
とき、サダム・フセインは消息が不明でした。12月に入って彼は捕らえら
れました。

 軍隊に入ったとき、国内・外のあらゆる脅威と戦って自国を守るという契
約に私は署名しました。

 イラクで1年を過ごしたあと、イラク人は脅威でも敵でもないことに私は
気づきました。そして、私たち(米兵)は彼らにとって脅威であり敵である
ことを知りました。

 彼らがしていることは私たちがするであろうことと同じなのです--もし
誰かがアメリカにやって来て、お前たちのやり方を変えると言ったら。

 私はもう、この戦争は脅威をとり除くものではないと感じています。それ
どころか、戦争は将来にわたる石油利権の確保をめぐるものだと考えている
のです。

 この国(イラク)の安全を確保し安定させるというのは、石油利権の契約
と石油収入を懐にいれた人々(を守る)という意味で、そのために戦友は負
傷したり命を落としたりしてきたのです。

 大統領が報道陣と懇談し、彼らをまるめこんだり別の問題に話題をそらす
ために何やら語っているのを聞きました。

 しかし、大統領がイラクの最前線で戦ってきた兵士たちと懇談している場
面を見たことがありません。

 このうえ何のために戦っているのか私たちには判りません。私たちの任務
が何なのかを私たちは知りません。

 このように考えるのは私だけではありません。部下たちは何のために死ぬ
(かもしれない)のかを知る必要があります。

 ハリバートンの子会社KBRに余分な利益をまわすためですか?

 石油のためですか?

 アメリカのためですか?

 この戦争は将来、私の家族のためになりますか?


   --3等曹長 クリストファー・ガルカ

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Traveling Soldier (遠征中の兵士) について

 占領について、退役兵士への恩典削除について、劣化ウランの危険性につ
いて真実を語ること、それがトラベリング・ソルジャーが必要とされる第一
の理由である。しかし、われわれは真実を語る以上のことをしたい。バグダ
ッドやニューヨークの街中であれ、軍隊の内部においてであれ、上層部への
抵抗についてレポートしたいのだ。

 そのために、「客観的」でないとか、「公正」でないと批判されるかもし
れない。だが、そうではない。われわれの生活を地獄とするために富と権力
を使う者たちに反対して、われわれは誇りをもって世界の被抑圧民と労働者
階級の側に立つのである。しかし、軍隊にいる人々にむけて書かれたこの記
事は真実そのものである。われわれの目標は、トラベリング・ソルジャーが
軍隊任務についている勤労人民を結びつける糸の役割を果たすことである。
われわれはこの記事が軍隊内で抵抗(レジスタンス)を組織するのに役立つ
武器となることを望んでいるが、それは君たち(読者)なしではできない。

What is Traveling Soldier all about? より
http://www.traveling-soldier.org/au.php


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☆★イギリス軍はイラク撤退を開始する
  British troops to begin Iraq exit
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http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20060618/1150597218

 イラク南部の2州からのイギリス軍撤退は早ければ来週にも発表される。
撤退は来月にも実施される予定で、150人の龍騎兵(女王警護隊)がムサ
ンナ州から去るのに続いて、マイサン州(バスラの北、イラン国境沿い)に
駐留する800人~1000人のイギリス軍部隊も撤退を開始する。日本政
府への取材もふまえて、英紙『タイムズ』が報じた。

 British troops to begin Iraq exit
 http://www.timesonline.co.uk/newspaper/0,,175-2229547,00.html

 それによると、砂漠を抱えるこの2州は最も穏やかな州だとみられており、
イギリス軍とイラク政府のあいだの治安権限移譲のシンボル的なケースにな
るという。

 イギリス軍撤退の情報はイラク政府から発表され、日本でも明らかになっ
た。イギリス、オーストラリア、アメリカとの外相協議から戻った麻生外相
は、報道陣に対し、「陸上自衛隊の帰国が近づいた」と語った。

 イギリス政府の関係者はその撤退計画に確証を与えはしなかったが、夏か
ら撤退するというブレア首相の公約にそった範囲内のことである。イギリス
軍部隊は既に、バスラに向かう準備として、ムサンナ州とマイサン州の兵舎
に引き揚げている。

 他方、イラク政府のズバイエ副首相は治安権限移譲が近いことを認め、
「イギリス、オーストラリア、日本の軍隊から、今月、治安権限を移譲され
ることで合意がある」と語った。

 治安権限の移譲はイギリス、アメリカ、イラクの当局者によって構成され
る合同委員会で綿密な計画が練られている。


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※URUK NEWS イラク情勢ニュース (webサイト) 
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/  
    メーリング・リストへの参加・退会手続きはここでもできます
※イラク・レジスタンス・レポート
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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