旧統一教会報道で評価される「ミヤネ屋」に府政関係者〝維新や立民にも忖度なしで〟の注文
安倍晋三元首相が銃撃され、死亡した事件から1か月。山上徹也容疑者の供述で政界と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係に注目が集まる中、報道するテレビ局の評価が真っ二つに分かれている。
この問題について及び腰と言われるNHKに加え、当初は乗り気だったテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」も旧統一教会に詳しい有田芳生氏が出演後、扱いが激減。一部では自民党大物議員の圧力があったとも報じられている。
一方で積極的に報じているのが、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」とTBS系「ゴゴスマ~GoGo Smile」だ。同問題に詳しい有田氏や紀藤正樹弁護士、ジャーナリストの鈴木エイト氏らが出演して問題点を説明。「これまで一切の関係を持っていないと確認できた」「何が問題か分からない」などとしらばっくれる自民党に鋭く切り込んでいる。
中でも「ミヤネ屋」のスタンスに対してはネット上で評価する声が目立ち、実業家のひろゆき氏も絶賛。視聴率もアップしている。
テレビ局関係者は「『ミヤネ屋』は大阪・読売テレビ、『ゴゴスマ』は名古屋のCBCテレビ制作なのが大きいのでは。国会がある東京のキー局は自民党や政権に忖度して、どうしてもやりづらいから」と指摘する。
ただ忖度は大阪にもあるようで…。府政関係者は「旧統一教会の報道では、『ミヤネ屋』の姿勢は素晴らしいが、読売テレビは自民だけでなく維新や立民も全部やってほしい」と話す。
維新は先日、所属議員と旧統一教会との関係を調査、発表したが、同関係者は「内容的にはお得意の『やってる感』アピールで薄っぺらい」と一蹴。こう続ける。
「一連の問題で松井一郎代表、馬場伸幸共同代表、藤田文武幹事長、足立康史衆院議員などの幹部クラスが旧統一教会とズブズブなのが知られている。読売テレビは足立氏にこそ直撃していましたが、2年前の吉村洋文知事の〝イソジン会見〟や情報番組に何度も出演させるなど、維新に近いと言われています。今後、どこまで掘り下げられるか」
お手並み拝見だ。
橋下徹氏 岸田首相の旧統一教会との関係見直し指示に「安倍派に対するすっごい牽制球」
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が8日、「めざまし8」(フジテレビ)に出演し、岸田文雄首相が旧統一教会との関係を点検するように指示したことについて言及した。
岸田首相は内閣改造、自民党役員人事を前に関係を点検し適正な形に見直すことを指示したいと明言した。また宗教団体に不法行為などがあれば被害者の救済に政府として乗り出すとしている。
橋下氏は「岸田さんよく『検討する』とか話を聞くだけでなかなか決断しないという評判を聞くんですけど。今回の内閣の改造は凄い政治家の力を発揮したと思います」と評価した。
続けて「自民党の方はもうあまり調査しないと言ってるでしょ。岸田さんは自分の内閣は調査すると。安倍派と旧統一教会の関係はまだはっきりしてませんけど、色々な報道によれば安倍派の議員が旧統一教会と関係してるんじゃないかという報道が出てます。岸田さんが自分の内閣で旧統一教会との関係を点検すると言うと安倍派の排除になっていくんですよね。すごい権力関係の中で安倍派に対するすっごい牽制球を岸田さんは出したなって思います。こういうことを永田町でも言われてます」と話した。
【元2世信者の苦悩】「統一教会のせいで人生めちゃくちゃに…」自死考えて両親に遺書「私が死んだのはお前らのせいだ。でも大好きだったことも嘘じゃない。悔しい。悔しい。悔しい」(2022年8月4日)
蓮舫氏、旧統一教会の選挙支援認めた金子恵美氏に苦言「管理は当然」
立憲民主党の蓮舫参院議員が7日、自身のツイッターを更新し、元衆院議員の金子恵美氏に苦言を呈した。金子氏が6日に出演した日本テレビ系「ウェークアップ!」で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)から支援を受けていたことを認めた、という記事を引用した。
金子氏は番組内で旧統一教会からの支援について尋ねられ「当時の地元秘書に確認しましたら、旧統一教会という認識はなく、ただ選挙でボランティアとして手伝っていたということが分かりました」と認めた。さらに選挙ボランティアの身上調査については「運動員レベルでは一人ひとりの(身分を調べるような)身体検査っていうのは、陣営の中では余力も余裕もないっていうのは実態だと思います」と釈明していた。
蓮舫氏は「公選法違反に問われないためにもボランティアの方々の管理は当然行います。」と金子氏がボランティアの身分を調査していなかったことに反論。「選挙に勝つために誰にでも手伝ってもらう、との論はやめた方がいい。」と提言した。
ネットからは「立憲民主党はボランティアに応募すると身辺調査をするのですね。」「来てくれた人の信仰宗教まで聞き出してんのか?」というコメントも。「党派関係なく寄付やボランティア、祝電や行事への参加や名義貸し等の場合、相手から『私は反社関係者では無い』旨の誓約書を提出してもらいましょう。」という提案もあった。
内閣改造、萩生田氏要職起用へ 公明・山口代表「強く希望した」
山口氏は首相との会談後、記者団に「我々の希望を受け止めて任命いただきたいと強く希望した」と述べた。
首相は7日には、萩生田氏、自民党の茂木敏充幹事長と首相公邸で相次ぎ会談し調整を本格化させた。安倍派は同日、塩谷立会長代理ら幹部が東京都内で、人事に向けた対応を協議した。党内最大派閥の同派は、改造後も現在の閣僚ポスト数「4」以上の処遇を求めている。【源馬のぞみ】
2022/8/8 きょう自民党臨時役員会・総務会 岸田総理 人事決定へ|TBS NEWS DIG
猪瀬直樹氏、安倍晋三元首相の「国葬」に異議あり「なぜあんなに急いで決めたのか」
安倍晋三元首相が奈良市で街頭演説中に銃撃され死亡した事件から、8日で1か月が経った。この間、事件の背景に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の存在が浮き彫りになり、政治家との関わりが問題となっている。事件から間もなく決まった安倍氏の国葬を巡っては、国論が二分された状況だ。先月行われた参院選で比例代表で立候補し初当選、5日に日本維新の会・参議院幹事長に就任した、元東京都知事で作家の猪瀬直樹氏(75)がスポーツ報知の取材に応じ、こうした現状について独自の見解を語った。
銃撃事件が起きた7月8日。猪瀬氏は、2日後に迫った参院選の街頭演説のため大阪に向かっていた。正午から梅田駅前で演説を開始。一旦、話し終えた午後0時20分頃、自身のスマートフォンを見ると、事件が報じられていた。安倍元首相が撃たれて心肺停止したとの報道に、「まさか」と目を疑った。すぐに松井一郎代表と連絡をとり、遊説の中止が決定。東京にとんぼ返りしたという。
戦後、日本で政治家が襲撃される事件はあったが、銃撃による殺害はまれだ。小泉政権時代に道路公団民営化に尽力した猪瀬氏は、たまたま事件前日に妻で画家の蜷川有紀さんに次のように話していたという。「道路公団民営化の時も『殺すぞ』とか様々な脅しがあって心配していたけど、日本では銃で撃たれることはないから大丈夫。ナイフとかなら、近づいてくれば避けられる」とタカをくくっていた。「そうしたら、翌日に安倍さんが銃撃されてしまった」と、想定外の事態に驚がくした。
安倍氏とは、第一次安倍政権時代からの付き合い。首相公邸で何度も食事をした親しい間柄で、都知事時代の2013年には、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで行われた五輪招致の最終プレゼンテーションをともに行った。「東京五輪を一緒に推進し、招致に成功したのが、強く印象に残っている」と懐かしそうに振り返り、人柄について「警戒心があまりなく、気がいい人だった」と残念がった。
ただ安倍氏の国葬に関しては、異議を唱える。事件からわずか6日後、岸田文雄首相が国家の儀式として国費をもって行われる国葬の実施を発表したことに「決定するのが、早すぎる。なぜあんなに急いで決めたのか」と疑義を呈した。
首相経験者の国葬は1967年の吉田茂元首相以来で、戦後2例目。「吉田茂元首相は、占領された日本の国家主権を回復したという功績がある。一方で沖縄返還を成し遂げノーベル平和賞に選ばれ、国益に貢献した佐藤栄作元首相は、国葬ではなく国民葬だった」。3公社の分割・民営化を達成しながら、レーガン大統領と安定した日米関係を構築し、19年11月に亡くなった中曽根康弘元首相は、内閣・自民党合同葬だった。
そうした前例を踏まえ「歴代の首相と比べると、安倍さんは何か具体的に成し遂げたことがそれほどあるわけではないと思う。国家体制を変えるところまでいっていない」とし、「(国が一部費用を負担する)国民葬や合同葬が妥当ではないか」と私見を語った。
銃撃事件の全容はまだ明らかになっていないが、山上徹也容疑者は、母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に入信し、「多額の寄付をし、家庭が崩壊した。教団を(韓国から)招き入れたのが岸信介元首相。だから(孫の)安倍元首相を殺した」などと供述。その後、自民党の中に旧統一教会の関連団体のイベントなどで祝辞を送ったり、献金を受けるなどした議員が多数いて、野党にも接点を持つ議員がいることが判明した。
事件後に浮かび上がった政治と旧統一教会の知られざる関係。2015年に旧統一教会が名称変更したことに関して疑問の声も上がっている。こうして次々と新たな事実が明らかになる状況に、「岸田首相ははっきりさせなくてはならない。信教の自由とカルトは別だから、明確に分けなくてはならない。実際にフランスでは『反セクト法』という法律ができて、そういった団体を取り締まっている。日本もそうした法律を作るべき」と提案した。
参院選では自民党が63議席を獲得し、改選議席の過半数を獲得した。だが一方で比例代表の得票数では自民党が34%を占め、日本維新の会が15%、立憲民主党が13%、公明党が12%と続く。「全国比例の得票数を見れば、自民はそれほど勝っているわけではない。これを踏まえて民意が何なのかを見ていくべき。批判も受け止めなくてはならない立場にある」
<猪瀬直樹>(いのせ・なおき)1946年11月20日、長野県生まれ。75歳。87年に「ミカドの肖像」で第18回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2001年、小泉純一郎内閣で道路公団民営化委員として活躍。07年6月、石原慎太郎都知事に要請され副知事に就任。12年12月の東京都知事選で当選。20年東京五輪・パラリンピック招致に尽力したが、13年12月に辞職。15年12月、大阪府・市特別顧問就任。18年に画家の蜷川有紀さんと結婚。22年7月、参院選で日本維新の会から比例代表で立候補し初当選。
萩生田経産相「俺は骨格じゃなかったのか?」 自身の閣僚人事に言及
10日に実施する内閣改造・自民党役員人事に絡んで、萩生田光一経済産業相は8日の閣議後記者会見で、自身の人事に言及した。萩生田氏は「最後は総理のご判断に委ねたい」としつつ、「引き続き信頼をいただいている経済産業行政をしっかり前に進めていく、それに全力をあげていきたい」と続投への意欲をにじませた。
萩生田氏は、前日7日に岸田文雄首相と面会していた。その時の話題について会見で問われると、「こういう時期なので人事を含めた色々な話をした」と明かした。さらに、エネルギー問題や福島の復興など所管の諸課題を挙げながら「こんな大変なことを、人が代わって大丈夫なのかという思いがある。継続してやっていくことが望ましいのではないかと僭越(せんえつ)ながら思っている」と述べた。
また、週末に相次いだ人事関連の報道について自ら切り出し、「(報道で)『骨格は維持する』と出ていて、ああ、俺は骨格じゃなかったのかとそんな思いもあります」とも語った。松野博一官房長官や自民党の麻生太郎副総裁らが続投するとの一部の報道で、萩生田氏の名前がなかったことを示唆したとみられる。
広島「原爆の日」式典荒らす恒例デモに批判殺到…「安倍は殺されて当然」の過激主張も
毎年のように平和記念式典で物議を醸す抗議デモに、ネット上では苦言を呈する声が相次いでいる。
《思想信条に関係なく、死者を冒涜したり鎮魂の場を荒らすようなのは駄目だね。如何なる理由があろうとも、到底賛同できるものではない》
《「安倍は殺されて当然」って何なんだよ? 安倍元総理のせいで身内が亡くなったとかなら別だけど、ただ「安倍がムカつく」って理由だけで、日本のために頑張ってきた人に対して「殺されて当然」って発言は本当に理解できない》
《戦争で亡くなった人たちを慰霊する日に「安倍は殺されて当然」なんて発言をする人たちが平和を主張するって全く理解できない…》
《戦争反対と言うなら犠牲者を静かに鎮魂しろよ。安倍総理だけじゃなく犠牲者も蹴り続けるのは許せない》
【速報】旧統一教会 名称変更問題 末松文科相「審議会にはかる案件ではない」元次官の主張に反論
統一教会から世界平和統一家庭連合に名称が変更された経緯をめぐって、前川・元事務次官が、政治的な圧力があったとの趣旨の発言をしていることをめぐって、末松文部科学大臣が、きょうの閣議後の記者会見で反論した。
前川・元次官は、2015年、旧統一教会が名称変更を申請したことについて、申請内容に実態が伴っていない場合、宗教法人審議会にはかる選択肢もあったと指摘しているとされる。
この点について、末松大臣は、記者会見で、「実態が変わっていないことを理由に受理しないことは考えにくい。要件を備えていることを確認し、決定した。審議会にはかる案件ではない」などと反論した。
2022/07/23 旧統一教会が下村文科大臣時代に“名称変更”「大臣の指示あったとしか考えられない」前川元文科次官が証言 下村氏は関与否定|TBS NEWS DIG
旧統一教会と閣僚の関係 「厳正に見直しを」官房長官が指示
松野博一官房長官は8日午前の閣僚懇談会で、各閣僚に対して世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を点検し、見直すよう指示した。松野氏が同日の記者会見で明らかにした。関係副大臣、政務官らにも同様の対応を求めた。
松野氏は会見で「社会的に問題が指摘されている団体との関係については、政治家として十分に注意をしなければならないのは当然のこと」だと指摘。「首相の指示を受け、本日の閣僚懇談会で各閣僚に対し、この問題に関して国民に疑念を持たれることのないよう、政治家としての責任において当該団体との関係を点検し、厳正に見直すよう私から指示した」と述べた。
旧統一教会との関係を巡っては、岸田文雄首相が6日の記者会見で、10日に予定する内閣改造で入閣する閣僚や現職閣僚に対して点検と結果の公表を指示する考えを表明していた。
内閣改造 “旧統一教会”考慮し半分以上交代へ(2022年8月8日)
公明・山口氏、斉藤国交相の留任を岸田首相に要請か 自公党首会談
岸田文雄首相は8日、首相官邸で公明党の山口那津男代表と会談し、10日の内閣改造に伴う閣僚・副大臣・政務官人事について要望を受けた。山口氏は会談後、記者団に「我々の希望を受け止め任命いただきたいと強く希望している」と語った。首相は「ご要望は承った」と話したという。
公明党内には斉藤鉄夫氏の国土交通相留任を求める声が強い。山口氏は、首相に斉藤氏の続投を求めたのかと記者団に問われると、「任命権者の判断にお任せしたい。その判断に影響を与えるようなことを私の方から言うのは控えたい」と述べるにとどめた。
田崎史郎氏 岸田首相が突然内閣改造 麻生氏にも「言ってない」 内閣半分以上交代の見方
8日のTBS「ひるおび!」では、岸田文雄首相が6日に内閣改造・自民党役員人事を行うことを表明したことを特集した。
岸田首相の突然の大幅前倒し実施について、政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、昨年衆院選に続き「またやられましたね」と語った。
「数としては半分以上変わると思いますよ。各派閥とも新人で入れたい人がいっぱいいるんです。その人を押し込むためには、退いてもらう方が多いと思います」との見方を示した。
岸田首相が事前に周囲に情報を漏らしていなかったと指摘。最大派閥の安倍派幹部の言動をみても、9月実施とみて動いていたと解説。5日夕方になって騒動になったと説明した。
田崎氏は「他の派閥にも言ってないんですよ。安倍派だけじゃなくて」と語った。司会の恵俊彰が「麻生さんにも」と聞くと、「言ってない」と返し、「言ったら漏れるんですよ。情報を出さないんですよ、岸田さんは」と語った。
「もうちょっと、ちゃんと話しなさい。そうしないと我々情報キャッチできない」とボヤいて笑わせていた。
田崎史郎氏 二之湯国家公安委員長の旧統一教会巡る発言に「国家公安委員長は知ってなきゃいけない立場」
政治ジャーナリストの田崎史郎氏が8日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。政治家と宗教団体の関係についてコメントした。
番組では、教団の関連団体が2018年に開催したイベントで京都府実行委員会の委員長を務め、あいさつをしたと明らかにした二之湯智国家公安委員長が会見で「会員でもございませんし、旧統一教会がどういう教義を持って布教活動をしているのかさっぱり分かりません」「2010年を最後に警察署はそういう被害届はないわけですね。だからそれで10年以上たったことですので、わたしとしてはそういう認識だった。被害届があれば別ですけど、動きはないということでございます」と発言したVTRを放送。ちなみに警察庁は、2010年以降ないのは被害届ではなく、検挙がないと訂正している。
田崎氏は、二之湯氏の発言に「国家公安委員長はやっぱり知ってなきゃいけない立場ですよね。警察のトップですから」と自身の見解を述べた。
8/8 旧統一教会問題 松野官房長官が各大臣に「関係見直し」を指示|TBS NEWS DIG
8/8「有田さんには税金かけた」「空白の30年」が銃撃事件につながった 拉致問題「未解決」は官邸外交が要因 <注目の人直撃インタビュー 有田芳生>
龍崎孝氏 山口環境相の祝電全部出します発言に「もらった人にとっては凄い札になる」
流通経済大副学長の龍崎孝氏が8日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。政治家と宗教団体の関係についてコメントした。
番組では、山口壮環境相が旧統一教会が関係するイベントに祝電を送ったことがあることを認め、「いろんなところから頼まれたら全部(祝電を)出しますね。そんな中で機械的に出したようですけど、全く意識はありません。でもここからは、そういうふうに意識ができるから(祝電は)出さないでしょうけどね」と発言したことや、小林鷹之経済安全保障担当相が旧統一教会関連団体の会合であいさつしたり祝電を送ったことを認めて「現在指摘されているような問題があったことは存じ上げませんでした。この団体と関係を持つつもりはない」と発言したことなどを伝えた。
龍崎氏は「国民の方から見れば何を言っているんだという受け止め方だと思うんですよね。政治家の方から祝電をもらったら、もらった人にとってはそれは政治家との関係ということで、外で見せたら凄い札になる。そのことについて思いが至らなかったのかと言われても仕方がないですよね」と自身の見解を述べた。
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【速報】自民・茂木幹事長 旧統一教会と自民議員「これからは関係を持たない」
自民党の茂木幹事長は8日、旧統一教会と自民党所属の国会議員の関係について、「これからは関係を持たないことが基本だ」と述べた。
茂木幹事長は8日、記者会見を行い、旧統一教会と自民党所属の国会議員との関係について「我が党の国会議員、政治家として自覚を持って、点検を行い、見直すということなので、これからは関係を持たないことが基本だ」と述べた。
さらに「具体的に状況が分かるのは、政治家本人や事務所なので、しっかりと点検し、事実確認をして欲しい」と強調した上で、党所属の国会議員に対して、旧統一教会との関係について、適正な見直しを求めるよう通達を出すことを明らかにした。
また、会見に先立って行われた自民党の役員会で、岸田首相から「社会的に問題が指摘されている団体との関係については、十分注意しなければならない。我が党所属の国会議員については、国民に疑念を持たれることのないよう、政治家としての責任において当該団体との関係をそれぞれ点検し、適正に見直してもらいたい」との指示があったことも明らかにした。